vol.9 伊勢神社

 伊勢神宮・・・三重県伊勢市にある神社。皇室の御祖先の神と仰ぎ”天照大御神”(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮と、衣食住を始め産業の守り神である”豊受大御神”(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮を始め、14所の別宮43所の摂社24所の末社42所の所管社、これら125の宮社を有する。
 神職が約100人、その他職員約500人が携わっている。
 古代では皇室の氏神として天皇以外の奉幣は禁止されていたが、中世では日本全体の鎮守として武士などに崇敬されてきた。
 江戸時代では”お伊勢参り”が流行し、多くの民衆が全国から参詣した。
 ”伊勢神宮”は俗称であり、正式には”神宮” 神階が授与されたことのない神社の一社で、すべての神社の上に位置する神社として社格の対象外とされた。

 日本の天皇が皇位の証として、即位の際に継承する3つの宝物を”三種の神器”と言う。
 鏡(八咫の鏡)・剣(天叢雲剣)・玉(八尺瓊勾玉)の三つであるが、その内の一つ”八咫の鏡”が”伊勢神宮”に奉置されている。
 ”天照大御神”が天の岩戸に隠れた”岩戸隠れ”の際、石凝姥命(イシコリドメノミコト)が作ったという鏡で、その神聖さ故、天皇であっても決して直視してはいけないと云う代物である。
 明治天皇が天覧した際の話。
 「我が子孫は、今後見てはならない」
 と言い、改めて内宮の奥深くに奉置された。
 一説での話・・・鏡の裏には、ヘブライの文字が書かれていた。
 「エヘイエ アシェル エヘイエ」
 ”旧約聖書”にあるこの言葉は、ヤーウェ神が自身を説明した言葉である。
 「私は在って有る者」
 天皇家の祖先は・・・信じるか信じないかは・・・あなた次第です。



 前回の”強行軍”の続編です。

 翌日は”ていれぎ館”に別れを言い、四国を後にしました。
 目指すは、わんこも泊まれる”鳥羽わんわんパラダイス”
 あまりの長距離、あまりの”強行軍”では、嫁もわんこも倒れてしまうので、帰り位はワンクッションを入れようと思ったからです。

 ただやはり、わんこも泊まれるとなると場所が限られ、三重県は鳥羽まで足を延ばさないといけません。
 やはりついたのは、見込みより遅く、19時を回ったところでした。

 ここ”鳥羽わんわんパラダイス”は、わんこ天国です。
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 伊豆の同施設は何度も利用させてもらってますが、リードさえ付けていれば、館内どこでも歩かせて良く、通路にはエチケット袋などが、所々に配置されています。
 お食事も館内のレストラン同席OKです(わんこ用のご飯も数種類あります。わんばーぐとか!)
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 遅く着いたにも関わらず、サービスに巨大なアワビを頂きました。
 こりゃ贅沢の極み!舌鼓を打ちながら、旨い飯三昧でした!
 機会があったらまた行きたいホテルです(わんこもそう思っているはず)

 翌日はいざ”伊勢神宮”へと向かいます。

 正式な参拝の廻り方だと、外宮から内宮へ。時間があれば別宮も・・・
 との事ですが、125宮あるので全部は回り切れないし、どれがどの宮なのか判別付きません。
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 しかも素人では分からず、写真は撮ったものの、どこの物やら・・・
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 ただしいずれもパワースポットには間違いありません!
 体にエネルギーを蓄えながら、内宮にたどり着きました。
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 20数年前に車の一人旅で、ちらっと来たことがありますが、おそらく何も変わっていない。
 とにかく広い、とにかく人が多い、だけれど昔と何ら変わりのない時が流れていました。

 五十鈴川にかかる宇治橋を渡り、大きな鳥居を参拝一礼をしてくぐり、五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)で手を清め御正殿。
 そのほかパワースポットがいくつもあり、右側通行で歩いていく。
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 神宮の外には”おかげ横丁”があります。
 ”赤福”社長であった濱田益嗣の指揮の下、当時の赤福の年商に匹敵する約140億円をかけて1993年(平成5年)に完成した小さな町です。
 伊勢の赤福をはじめ、お土産お食事処等、たくさんのお店が軒を賑わしています。
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 ここで買った本場本物の”赤福”は、格別に美味しかったです。

 そののち鳥羽よりフェリーに乗り浜松まで、高速を一気に走り。夜中の2時過ぎに東京に到着(一度沼津で天然温泉に入る)
 長い長い、あっという間の”強行軍”

 ここ1週間で東京松山間を2往復。
 単純計算で3,200㎞(あちこち行ったのでそれ以上)運賃88,000円(あちこち行ったのでそれ以上)宿泊代64,000円。
 ”強行軍”を押して体はズタボロ。もう運転したくないと思うほど・・・(背中が床ずれ状態)
 新たな事業のためとはいえ・・・とほほ・・・
 想定外、想像以上の強行軍でした!つづく・・・

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