小規模企業共済

 小規模企業共済・・・個人事業主や法人の役員等が、退職したり事業を廃止した場合などに解約し、それまでの積み立ての掛金に応じた、共済金を受け取ることができる共済制度である。いわば個人事業の退職金制度である。

 開業まで残すところ5日となった。
 徐々にそわそわ感と緊張感が増し、準備も忙しさも日増しに加速していきます。基本的には開業すると、平日は”とくし丸”一本になるので、今のうちにできるところはやっておかなくてはならない。
 役所物の手続きは、考えられる中ではできている。マイナンバーも折角だから、カードを作ってもらう申請を出しているものの、1か月半立つが何も通知は来ない。まぁカードなんぞは無くてもあっても、仕事や生活に何ら支障はないので、関係ないと言えば関係ない。そもそも国で勝手にやっているもので、その割には段取りが悪い。申請出しても忘れた頃に”取に来い”になるのだろう・・・
 あと気になるところは、企業共済。開業届を出した後、場所位は知っておこうと商工会議所に行っていた。その時に一部パンフレットを手に入れていた。
 ”小規模企業共済”
 簡単に言うと個人事業主の、退職金積み立てである。しかもこいつの良いところは、節税になるというところ。青色で申告するときに、そのまま共済分、所得控除(小規模企業共済等掛金控除)となる。また受け取りも退職所得控除になるので、税金がかからない。その他万が一の時には、積み立て分貸し付けが可能で、差し押さえにもならない。
 以前の会社の退職時、やはり助かったのは財形貯蓄と退職金。こいつがなかったら、”とくし丸”の話も出ては来なかった。
 あと十数年後、ハッピーリタイヤしたとき、ハッピーか否かは、世知辛い話、金・金・金である。
 転ばぬ先の杖、まだ貯蓄もあるうちに、資産活用・節税のため、共済に加入することにした。
 飛び込みで商工会議所に向かい、パンフレットを見せ、加入したい旨伝えた。しばし待ち担当の方が現れ、親切丁寧に説明してくれ、手続きに。
 そのほか、商工会議所・青色申告会の説明もしてくれましたが、助けは欲しいものの、会費が必要。検討はしたいが、その経費はもったいない。検討はするものの、検討だけで終わるかな?
 手続き終了。月額1000円から7万円まで掛けられるが、勿論7万円かけた。残りの貯蓄もあるので、しばらくは何もしなくても掛けられる。もし困ったら減額すればよいし、財形もそうだったが、持っていると使ってしまうだけ、貯められるものは貯めておいたほうが良い。
 これで共済が破綻さえしなければ、小春日和本舗の廃業時に、退職金も入り安心。取りたい放題の税金も抑えることができる。
 是非皆さんも小規模企業共済、検討してみては?つづく・・・
 
 

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