新規開業業種1位はサービス業、2位 医療・福祉、3位 飲食業・宿泊業。商圏範囲は「事務所や店舗の近隣」20.3%「同じ市区町村内」36.6%と過半数が地域密着で事業を展開している。(日本政策金融公庫 調査2014)
6月7日(火)いよいよ本格開業を迎えました!
前日から加工食品を積み込み、当日朝は4時起きの5時半出勤。緊張であまり眠れず睡眠不足の中、日持ちのしない、生鮮品・惣菜品・日配品・パンなどを、売り場より集めて積み込んでいきます。と言いましても、各担当の方にリストを渡してあるので、毎日必要な商品は、取り置きしてくれています。かき集めるのはそれ以外の気になる商品となります。
初期のころは、すべて自分で売り場から、集めるものと思っていたので、かなり助かります。
元スーパーの人間からすれば、朝の忙しい中の仕事。ただでさえ仕事が追い付かない中、またさらに手間を掛けてでは、心中も穏やかではないはず。心の狭い自分だったら、キ~と言う顔になっていることでしょう。
しかしSスターの方々は、店長を筆頭に各チーフ従業員の方々は、みんな前向き。手間だけどこの事業の中身や、少しでも売り上げの足しになることを、感じていてくれています。
その意思を受けるためにも、成果を出さなければいけない!と切に切に感じます。
ただ前日もそうでしたが、とくし丸はとにかく小さな車両に、スーパーの商品を広く浅く積んでいきます。体験乗車の時もそうでしたが、兎に角満載。しかもSスターの教官Tさんは、あれもこれも積みたがりです。
「場所だけ覚えておけば、大丈夫ですよ」「これも売れそうやけん、積んでおきましょわい」
次から次へと、商品を持ってきます。も~入りません!もー勘弁して!
でも何とか収まってしまうもんですなぁ~こればかりは、不思議です。
元スーパー店員としては、商品の面を見せたいところですが、売りたいものは顔を見せて、それ以外はうまく場所を工夫して、陳列していきます。
一人ひとりの対面での販売故、あれある?と聞かれるのも、コミュニケーションをとるのに大切なんだと思います。ただその商品がなければ話にならず、特に何が売れるかわからない今は、兎に角あれもこれもが、ベストなんだと思います。
かなり苦戦したものの、初日は出発式を開いてくれるので、本来より早く9:40には終えなければなりません。
2週間ほど前に6号車の、出発式を見物させてもらいましたが、式直前は案の定バタバタ。当然不慣れな中の時間短縮しないといけないので、当然と言えば当然。しかも式終わるとその場で出発。6号車は案の定出発した後、釣銭を取りにスーパー裏に戻ってきてました。
それを目の当たりにしていたので、自分は出勤も早く来て、幸先よく出発してやることにしました。
いよいよ式が始まり静粛な中、Sスター・市役所・警察署の方々の挨拶が終わり、自分の挨拶。元のスーパーでも、幾度かは経験がありましたが、何回やっても慣れませんな。
「楽しんで買い物してもらうことこそが、自分の楽しみです」
みたいなことを言って、気合を入れて式が終わりました。
「行ってきまーす」
いよいよ皆さんに、手を振り激励され、”とっくとっくと~く、とくし丸~”とテーマソングを大きく鳴らし、さっそうと出発していきました。
お客様の待つ、大海原へ!
「あ!レジ積んでないですよね・・・」
テーマソングのボリュームを下げ、裏のプラットホームから、こっそりと取りに帰りました。つづく・・・
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