今昔物語 2016春ドラ編

 今昔物語・・・平安時代末期に成立した説話集である。作者は不明。全31巻(ただし8巻・18巻・21巻は欠けている)すべてが創作ではなく、他の本からの引用したものが多い。元となった本は『日本霊異記』『三宝絵』『本朝法華験記』などが挙げられ、平安時代の最初の仮名の物語といわれる『竹取物語』なども取り込まれている。『今昔物語集』という名前は、各説話の全てが「今ハ昔」という書き出しから始まっている事に由来する便宜的な通称である。

 以前「映画やドラマのブログを・・・」と別枠ブログを立ち上げるようなことを、ほざいていましたが、覚えているでしょうか?
 現状しっかりと立ち上げることも難しいので、新カテゴリを作りました。
 あまり時間のない自分。映画やドラマの世界に没頭するのが、唯一の趣味。非日常の中に主人公の身になって楽しむ。お陰様でTUTAYAさんのお得意様です。
 映画やドラマで”これはよかった!”と思っても、記憶力の悪い自分の事、どんどん忘れて行ってしまいます。記憶が悪ければ書き留めておけばよい・・・位のものですが、興味ある方はお付き合いください。

 2016春ドラ編
 番組改編時にはテレビガイドを買い、めぼしい番組をチェック。ひとまず見てみて、振るいに掛けていきます。
 *ふるいにかけられた番組
  「お迎えです」日テレ系列土曜21時 最高視聴率10.3
    心霊物が好きな自分ですが、これは軽すぎ・・・1回目で終了(視聴率も1回目が最高、その後急激に衰退)
  「火の粉」  フジ系列 金曜23時 最高視聴率5.8
    ユースケの狂気加減がイマイチ。悪くはなかったが、1回見損なってから、まぁいいやで終了。
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  今期のいちおし!
  「重版出来!」    TBS系列  火曜22時 最高視聴率9.2
  マンガ業界の奮闘記ものだが、業界ネタもうまくできていたし、主演の黒木華もよく、周りを囲むオダギリジョー・ムロツヨシ・永山絢斗(瑛太の弟)他、味もあり良い配役でした。松田奈緒子原作マンガも読んでみたくなる、秀作。
  「僕のやばい妻」   フジ系列  火曜22時 最高視聴率10.2
  最近伊藤英明の悪さ加減が好きになってきたが、ダメさ加減もよかった。話の展開が謎に包まれ、全員一癖ありどうなる感が良かった。結婚して新境地を開拓した相武紗季や高橋一生の役所もよい。しかし後半は展開も見えてきて失速。少し残念・・・
  「世界一難しい恋」  日テレ系列 水曜22時 最高視聴率16.0
  金持ち社長の、初恋愛物語。波留と大野智の、大人の初々しさが応援したくなる。大体この体だと、陰謀渦巻く・・・だが最後まで初恋のじれったさ、子供っぽさが、違和感なく見れた。
  「グッドパートナー」 テレ朝系列 木曜21時 最高視聴率12.9
  弁護士物はもう飽きたよ・・・と思っていたが、脚本もよく、まずまずの出来。竹ノ内豊はこの芸風で進んでいってほしいし、2代目古畑任三郎の声が掛からないか、楽しみ。
  「トットテレビ」   NHK    土曜20時 最高視聴率11.2
  自分の年代的には少し前だが、見ていてノスタルジックでよかった。3丁目の夕日を思わせる。配役も満島ひかり(黒柳徹子)中村獅童(渥美清)吉田剛太郎(森繁久彌)錦戸亮(坂本九)と瓜二つ。改めて役者の人は役者だと思った。
  「99.9刑事専門弁護士」TBS系列  日曜21時 最高視聴率19.1
  弁護士物はもう飽きたよ・・・と思っていたが、内容はうまく作られていた。原作があるのかと思わせるストーリーでした。あまり好きでない嵐の松本潤も、ひょうひょうぶりは評価する。香川照之の悪役でない弁護士もよい。ただキャラを絶たせすぎで、少々疲れるドラマだった。
  「ゆとりですがなにか」日テレ系列 日曜22時30分 最高視聴率9.4
  アラサー男子3人組の、ゆとり世代の軟弱生活の笑いと、それから脱皮しようとする物語。松坂桃李・岡田将生・柳楽優弥と好きな3人が出演してるのと、特に柳楽の新しい味が出ていてよかった。また綺麗じゃないけど綺麗に見えた安藤サクラや、ザ・ゆとりをうまく演じた太賀が脇をうまく固めていた。

 今回小粒でしたが、秀作ぞろいで見るのに大変でした。
 視聴率では「99.9・・・」、宮藤官九郎の脚本の「ゆとりですがなにか」、ミステリアスな「僕のやばい妻」とある中で・・・
 2016年春ドラ1位は!

 「重版出来!」です。 自分評価 70点
 原作がしっかりしていて、コミック業界の面白さ、主役を含めキャストの個性が立っていた。よーし頑張るぞと、力がみなぎる一遍でした。

 夏クールの新番組CMが流れ始めていますが・・・次の優秀ドラマは何なのか?ご期待ください!つづく・・・

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