アルバイト先でレジの違算金が発生し、自腹を切らされる話をよく聞く。雇用された時に、違算金を支払う体の契約や説明をされたとしても、労働基準法的に支払う義務はない。従業員のミスは経営者のミスで、支払う責任があるのは、経営者である。
「なんで違算金が出たか、考えてみようか?原因がわからなければ、また違算金出すよ!」
「また違算金が出たのか・・・集中力が足りないからだろ!」
「防犯カメラで全部見直して、原因を見つけてみな」
東京のスーパーでは、度々そんな話を従業員にしていた。
自分は記憶の中で、違算金などを出したことがない!店長にしてはかなりレジを打っていたほうだが(お客様と面と向かえて、楽しいからか?)まずノーミス。違算金は1円たりとも出したことがない。
だからこそ、パートアルバイトの、レジ違算を指導できたのだと思う。
とくし丸でのレジは、ハンドスキャナーで商品をスキャンし、小計をお客様に伝える。お客様からお金を預かり、預り金を打ち込む。するとお釣りが表示され、登録するとレシートが印字される。そのお釣りを現金バックから取り出しお客様に渡し、預り金をしまう。
現金バックは自分調達で、中が3~5口くらい分かれていたほうが、使いやすい。
ただこのバック、なかなか売っていない。デザインはよい物はあっても、中が分かれておらず、使い勝手が悪い。分かれていても、チャックになっておらず、現金バックに適していない。
車内の仕様にも、時間をかけて100均やホームセンターを渡り歩いたが、同時にこのバックにも、時間をかけて捜し歩いた。
そして最終的に見つけられたのが、この写真のバックです。
中は9口に分かれ、本体と側面・中の札を入れる所はチャック付き。勿論、色は黒と言いたいところが、紺。やや口が多い感はあるが、金種別に全て仕舞えるので、こりゃええバックだった。(ありがとう、ドンキ)
現金扱いには手馴れていて、うまい仕様のバックを手に入れ、今まで通り違算金なく仕事ができるはずだった・・・
「今日は売上、大台越えましたよ!いやー疲れましたー」
と、はつらつうきうきと帰ってきて、意気揚々と掃除や後処理をしていると・・・
「〇〇さん、お金が合わないんですが・・・」
と副店長さん。
「えーーーー・・・!」
3週間過ぎますが、今までも度々・・・違算金が出る日が・・・
もうげんなりです。経験値もプライドも・・・へったくれもない!どれだけ適当な仕事をしているんだ!
原因としては・・・
①まだレジの操作になれていない。(預り金の打ち込みミスや、釣銭と小計の見間違い?)
②レジスターと違い、バックからの釣銭取り出しを、間違えている。
③預り金をしまう時に、しまい漏れている。
④忙しさにかまけ、集中力を欠いている。
何にしても、明日からは違算金0!1回1回集中し、現金は預り金も釣銭も3回数えて、お客様を待たせても、確実に処理していきます!
大切なのは、人・金・物!と偉そうに言われた人・・・嘲笑ってください・・・
今まで違算金を出すたびに、くどくどねちねち、私に指導された皆様・・・申し訳ございませんでした・・・
つづく・・・
この記事へのコメント