サバイバルでの優先順位は、体温確保・水・食料・火の確保と言われる。食料がなくても、人間は2~3週間生き延びられる。水がないと、2~3日で死んでしまう。(海水や尿では、塩分によって、飲んだ以上の水分を排出してしまうので、逆効果)体温を保てないと人間は、一晩で息絶える。
火があれば、暖も取れて調理もでき煮沸することもできる。火の携行こそ、人間にとってかけがえのない、サバイバルグッズなのである。
ちなみに無人島に流された時、何を持っていたいか?
最近の若者は、”スマホ”と答える・・・
守られている・・・いや、守りがなければ、自分にはこの稼業は務まらないと、最近考える。
とくし丸をやるならば田舎が良いと、自分の判断によって決めたことながら、開拓している時から、一抹の不安を抱えていました。
それは道や駐車場所です。
ここのお宅で、たどり着けるのか?うまく駐車できるのか?開拓で訪問している割に、断ってくれないかなぁと、思ってしまうお宅も多数ありました。
言うのもはばかられるが、正直のところ運転は土下手・・・今までも自家用車で、何度ぶつけた・こすった事か・・・バンパーなんぞは、”車体を守る物”と考える程です。おまけに軽トラ。前輪がお尻の下にあるなんて・・・
よく、とくし丸やりたいと思ったものである。
そんな中で現在停車している、サバイバル停車場所をご紹介。(もっとまじかに見てみたい!)
まずは序の口、両脇が田んぼと側溝になっている道。道幅はほぼ車幅+10㎝ほど。ここを通って右脇にある小さな庭へ入っていきます。そしてバックして切り返し、庭から出てこの道を出ていきます。サーカスの綱渡り的お宅です。
こちらは急坂を延々上りますが、エアコンは禁止です。ただでさえ冷蔵庫を積み冷凍庫まで・・・途中で登り切れなくなります。
同じく急坂で長いくねくね道。勢い余って崖から!なんてことにならないように・・・
道からお宅に入るときに、超急坂になっていることが多いです。行きはよいよい、帰りは勢い付けないと脱出不可能な、蟻地獄のようなお宅です。何度か途中で立ち往生しました。
こちらはジェットコースターのようなアップダウンの激しい道。見えずらいかもしれませんが、木に隠れている、一番奥の坂は壁のように傾斜が激しいです。
他は少し慣れたものの、ここだけは今でもハラハラです。
まずは4WDに切り替えローギアーで登り、左側のお宅の狭い庭へ直行。お買い物後、バックして坂の途中で切り返し、降りてきます。ただ切り返したとき、車体が重すぎて、途中で横倒しになるか?と思わせる傾き、切り返しの途中で立ち往生(自分とアクセル音のみ、泣き叫びます)毎回悲鳴を上げる超難度のお宅です。
「すみません・・・停車場所ですが、場所を少し手前の道にして、そこまで来てもらえますか?」とお願いしようと最初は思うのですが・・・必ずそこには、足が悪かったり杖を突いたりしている、お客さんがいます。言えるはずもありません。
先日は、家の前の庭に入る急坂で、バックしてはいる時、ズルズルズルゥーと滑り落ち、危うく脱輪・水道をぶち壊すところでした。さすがにそこだけは、お客さんから「向こうでええよ」と言ってもらいましたが・・・
そんなサバイバルな、とくし丸稼業。目に見えない何かに守られながら、安全運転第一に、今日も行く行く今日も行く。ラッキーセブン号はお客さんの家に向かうのでした。つづく・・・
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