誤報とは少し違うかもしれないが、一番騒がせた誤報と言えば、1938年10月30日午後8時オーソンウェルズによるラジオ番組内での「宇宙戦争」というラジオドラマだ。
「プリンストンから緊急ニュースです。ただいまニュージャージー州トレントンからあった発表によりますと・・・」と始まり、隕石が落下した実況から「大変です。みなさん、大変です。内部から何かが、何かが出てきました。怪物です。何かを持っています。拳銃のようなものです。光線のような物が出ています。近づいた人に当たり、炎があがりました!」
冒頭から聞いていなかった、120万~130万人もの聴視者は、火星人が侵略してきたものと勘違いし、家から飛び出し、数百台の車が路上を埋め尽くした。
半ば確信犯的な、オーソンウェルズの大誤報?であった。
月曜日の夕方。この日はスムーズに訪問終わり、ピットインの街道沿いのサンクスの店前で、ふと携帯を見てみると・・・
”東京湾 M9.1 震度7”の案内が・・・
なまずの”ゆれくるコール”が、関東全土を覆いつくす震度7の渦・・・「えぇぇぇ」思わず声を上げてしまいました。
今頃どうなってるんだ東京は!
頭の中では、人に貸すつもりでリフォームした自宅マンションや、今まで働いていた故郷のYマートが、瓦礫の山となり煙が立ち上がり・・・最悪!
しかしよくよく調べてみると、気象庁の誤報。「ふぅ~」と胸をなで下ろしました。
首都圏では鉄道が止まったり混乱したようだが、何もなくて良かった。雷なのか何なのか、何かのノイズのせいでのことらしい。
東日本大震災の時には、東京は震度5強。それでも多くの被害を受け、その後しばらくは、スーパーから水・ヨーグルト・納豆・ペーパー等、食料品・生活用品が消えた・・・ガソリンを求めスタンドでは長蛇の列。うちの愛犬は、今でも緊急地震速報の音を聞くと、隅に隠れる始末。
いずれはやって来る大地震。
関東なのか?東海なのか?南海なのか?どこで起きてもおかしくないし、愛媛に来て間もなく、熊本で大地震が起きている。
東海地震を避けて、愛媛なら地震が少ないから安心(伊予地震など本当は活断層がある)津波も高知は怖いけど、愛媛なら安心。と愛媛に決めた理由の4~5番目にありましたが、いざ関東で震度7など起きてしまうと、これだけ動揺してしまう。
気象庁では原因をまだ正式に解明していない・・・
前兆として、こんなことが起こり得るし、ここ数日関東では、大雨・雷が荒れ狂ってる。
被害のない地震は、あの時の非日常を思い出して、少し楽しめるけれど・・・(楽しまなければ、やってられない)
いずれは起きるであろう大地震・・・今更ながら考えさせられる出来事でした。つづく・・・
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