「月を愛でる」という習慣は縄文時代頃からあり、日本神話の中には月の神・月夜見命(ツクヨミノミコト)が記述され、有名な「竹取物語」でも月見信仰の片鱗が見受けられる。その頃の平安貴族達は優雅に、月を直接見ることをせず、池や杯に月を映して宴を楽しみ、月を愛でた様は古今集にも紀貫之や素性法師などが詠っている。
「今度の土曜日は、あんた来れるん?」とお客さん。
「27日は早く帰ってきたほうがいいですよ」と店長や副店長。
前々から聞いてはいましたが、ここ東温市重信川では毎年盛大に”観月祭”が行われるそうです。
Sスター基幹店では、観月祭の会場のすぐ近くなので、企画も大きく売場の展開にも余念がありません。写真がないのが残念ですが、店頭では飲料のどぶ付け(氷水の箱にドリンクを仕込んでいます)惣菜部門ではオードブルが島ゴンドラを埋め飾っています。
話は脱線しますが、愛媛名物の”いもたき”があります。いりこだしを使って甘く煮るのが特徴的なこの料理は、秋の夜に河原等で芋たき鍋を囲んでお月見をするのが愛媛では伝統だそうです。観月祭会場の横にも、”いもたき会場”の垂れ幕が・・・(写真を撮っておけば良かった!)
山形などでも”芋煮会”がこの頃に河川敷などで振る舞われます。丁度収穫に当たる里芋を、月見団子のように月に見立てて、食べる伝統らしいです。
まだ売場のテコ入れもできていませんが、いもたきの商材の売込みでもと思い、里芋や鶏肉にPOPを付けてみました。POPの威力かどうかは疑問ですが、動きは良いです。
話戻りますが、近隣から多くの人が来るとなると、ただでさえ狭い道が大渋滞になるのか?
幸い土曜日のコースは、比較的基幹店から近く、最近では18:00位には帰ってこれています。観月祭に行くからとキャンセルになるお宅もあり、逆に早々と帰ることができました。
遠く香川から、娘さんがお孫さんを連れて来ているお宅もありました。それもそのはず、観月祭では2回に分けて2,500発、計5,000発の花火が上がる、四国最大のお祭りとなっています。
翌日(月曜)準備もほどほどに、歩いて15分ほどなので、見物に行ってみるかと思いましたが、止めました。
なぜならば19:00ともなると、店の前の片側1車線道路はこの有様。2階屋上駐車場も、普段はまばらにもかかわらず、ほぼ満車です。
そこで19:30からの花火を駐車場から10分見て、帰ることに・・・
そこそこ近めに見ることができました。
ところで、観月祭とは名ばかりで、観花火祭りとなっているのでは?
と数日前に、たまたま綺麗で撮った、月をどうぞご覧ください。つづく・・・
(有)玉井民友商店 大洲いもたきセット贅沢スープ入
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