その昔、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされていた。
平均的なムクドリの家族(親2羽、雛6羽)が1年間に捕食する虫の数は百万匹以上と研究され、当時害虫を1匹駆除するのに1円かかると言われていたため、ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす”農林鳥”とたたえられていた。
その後、人間による生息環境の破壊により、都市に適応して大量に増殖すると、鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題にされてきた。
とうとう日本国内では、1994年からは”狩猟鳥”として、害鳥指定されている。
身勝手なことである。
最後の”シリーズビジネス”にたどり着けづに、ここ数回きていますが、飽きたわけではありません。是非忘れないうちにアップしておきたいネタがあったので、今しばらくお待ちください。
最近朝6時前くらい、少し明るくなるか否かの時、鳥が大群で「ビィヤービャィヤー」空を飛んでいます。
以前は5時起きでしたが、ここのところだらけていて、外も暗いのも手伝って、こいつらの鳴き声で覚醒することが多くなりました。
さすがに飛んでいるところは写真に収められませんでしたが、我が家の窓から遠く電線を見てみると、何やら黒い大群が止まっています。
恐らくムクドリかなぁと思いますが、嫁に聞くところの、隣の田んぼが収穫されて以降、朝夕とうるさく飛んでいるようです。
田んぼの収穫された残りの米を食べている?しかし上の解説では、虫を食べると言う。すると雀か?いやあの大群をなすのはムクドリっぽい。
かえる・蚊・蜻蛉と悩まされてきましたが、今度は君たちか?
都会派の人生を歩んできた自分としては、この悩ましき者達が、うれしく感じるのです。
「おや・・・?」
ムクドリ?達の反対方向に、何やら寂しげな気配が・・・
この日は台風直前、霧雨が降る肌寒い朝でした。
もっとまじかで見てみたい!
スームインすると、なんとそこには、1匹のカラスが・・・
獲物を探しているのか?誰かを待っているのか?ただ考え事をしているのか?
なんとも物憂げなその光景は、妙に印象に残りました。つづく・・・
ムクドリ達の大騒ぎは、しばらく続きました。
しかし10月21日のM6.6の”鳥取県中部地震”が起きた日を境に、それこそピタッと、姿を消してしまいました・・・
もしかして・・・これって、地震の前兆現象だったのか?
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