また、霊場に参詣することを”打つ”と表現し、衛門三郎が弘法大師を追いかけて廻っている際、目印としてお札を岩にくぎ打ちしたことに由縁する。ちなみに順打ちすると1100~1400km程の道のりである。
最初に四国を修行する人々の様子が書かれるのは”今昔物語集”で平安時代の末期。当時は修行者が厳しい海岸の路を歩き修行する姿が記され、この”海岸沿いの道や土地”のことを”辺地”(へち)と称している。
”遍路”の語源はこの”辺地”から転じたものである。
ラッキーセブン号にしばしの別れを告げ、謹慎処分中の身なので、まずは心を清めるために”お遍路”でしょう!と言う事で、本日自宅から近場の札所に行ってきました。(ブログカテゴリも作りやる気!)
「お遍路をするために、四国に行くって言ってた!」
「違うだろ!とくし丸をやるためだって言ったでしょうに!」
と来た当時からそんなやり取りを嫁としています。
東京にいる時にも、やれ管さんだ清原だと、お遍路している姿を見て、以前より気にはなっていました。しかしまさか四国に来るとは思ってなかったので、いずれ”ハッピーリタイヤ”したらくらいには思ってました。
実は開業前、香川県は高松に行く用事があり(なんと三菱東京UFJ銀行は、愛媛県にはない!)そのついでに、88番~86番までは巡礼していました。
その時に楽天で買った、”てくてくおへんろさん”のお遍路セットです。
納経帖・線香・蝋燭・納札・ホルダー。
線香などの小間物は入るものの、納経帖が入らない、不便なホルダーです。
第88番札所 大窪寺(香川県)八十八か所最後の寺(結願の寺)として、徳島県近くの山間にあります。本尊は薬師如来。
第87番札所 長尾寺(香川県)かなりな山間にある寺で、こんなところまで歩いてこれるのか?と最初の衝撃を受けたところです。本尊は聖観世音菩薩。
第86番札所 支度寺(香川県)海女の玉取り伝説がある、志度湾近くの寺。本尊は十一面観世音菩薩。
写真はどこの写真だかわからなくなりましたが、恐らく順番だと思われます。
2016年閏年に88番大窪寺から逆に廻る(逆打ち)は、なんと御利益3倍と言う事もあり、いい機会でした。
さて本日は・・・
第49番札所 浄土寺(愛媛県)七福神のお地蔵さんのいる、旧11号線脇の寺。少し離れたところの旧道脇の駐車場には、ファミレス風のP看板が目立ってました。本尊は釈迦如来。
第50番札所 繁多寺(愛媛県)少し高台にあり、松山市が一望出来て見晴らしが良いです。トイレの看板がどことなく変でした。本尊は薬師如来。
と、この時点で乱れ打ちに巡礼していますが、次の石手寺はかなり面白いお寺なので、次の回にしましょう。長くなりましたし、謹慎中なので・・・つづく・・・
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