あまり知られていないが、ドライクリーニングの染み抜きにはいくつも流派があり、その中でも、少ない薬品数で短時間に染み抜きすることができる、国内最高峰の流派がある。
その名も”不入流(いらずりゅう)”と言う。
高知に本山を構えるしみ抜きの流派であり、もともと着物の紋を描く技術の流れを汲んでいて、現祖主である高橋勤がその技術をクリーニングのしみ抜きに応用したもの。
不入流では、それぞれの技術にあった試験に合格した人に”匠聖(しょうせい)” ”師聖(しせい)” ”師範(しはん)”の位を与え、看板を授与する。師範は洋服のシミ抜き技術をマスターした者、師聖はその技術を人に教えることができる者、最高位の匠聖は難度の高い着物のシミ抜き技術をマスターした者とされている。
2016年現在、全国に最上位の匠聖はたったの5人、その次の師聖でも39人しかいない。
その匠たちは、お近くのクリーニング店を営んでいる。
どこかに遊びに行って、ブログを書くと精根尽きる・・・
前回の「こなもんサミット」しかり「北条鹿島」といい・・・かなりな時間と精神力を使う。
なので今回はラフな感じで、掃除の話です。
お客様の使う買い物かご。
”仕様”でも話しましたが、買い物かごには自分なりのこだわりがあり、これにしました。大変使いやすく、お買い物にも適切で、単価アップにも繋がっていると自負しています。
今まで書類などは、スーパーのビニール袋に入れてましたが、今は生き帰りにはこれで!嫁曰く「グレードアップしたじゃん」だそうです。
自分の好みでは”黒”ですが、やはり食品だからと”白”にしました。
しかしながらその”白”に難ありで、汚れが目立つ!
以前の東京の仕事のユニホームが、”白”のコックコートだったのですが、汚れが目立ち落ちにくい旨を、上司に相談したことがありました。
「本部長!”黒”にして下さい!」
「愚か者!”白”で汚れが目立つから洗濯するんだろ!”黒”だったら、これ幸いに洗濯しない奴らが増えるだけだろが!」
「・・・確かに・・・」
そんな問答を何度したことか?(少し盛ってます)
と、この買い物かごもしかりなのです。
毎日、気付いた時に拭くようにして来ましたが、やはり何となく黒ずんでいるような・・・
と言う事で、清掃することにしました。
風呂場で洗剤を使って、一枚一枚綺麗に洗いました。
やはり5か月の汚れは相当です。スポンジから出る泡もかなり黒ずんでいました。
天気も良かったので、天日干し。
一ま~い、二ま~い、三ま~い・・・一枚足りな~い・・・
と、一枚は店に忘れてきただけですが、綺麗になりました!
引き続き別の日には、総菜などを入れている、クーラーボックスのキャプテンスタッグ君たちもお風呂に入れました。
とても綺麗になったような気がします。
少しずつ、他の所も掃除していきましょう!
これで心機一転、守り神とともに、売上向上の一助となるように。つづく・・・
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