古来より中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の”一陽来復”と言って、冬至を境に運が向いてくるとしている。
風習として、カボチャを食べ柚子湯につかるとされるが、”融通が効く湯治”から”柚子が効く冬至”と言う語呂合わせと、”一陽来復”で運が上向くのをさらに上げるため”ん”の付く食べ物を食べたとされる。
”れんこん” ”だいこん” ”ぎんなん” ”きんかん”・・・
”カボチャ”には”ん”が付いているのか?
そう、”カボチャ”は漢字で”南瓜” ”なんきん”で、”ん”が二つ付くからである。
もちろん効用的にも、柚子湯には血行を促進し冷え性を抑え、カボチャにはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的。本来かぼちゃの旬は夏だが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための食料とされた。
一見、ただの昔からの習わし風習も、先人の知恵が詰まっている。
記念すべき100回目を終え、新しいスタートの101回目は、縁起の良い”一陽来復”の日の話。
”スタッドレスタイヤ”の話もしたいところですが・・・
”祝!半年”でも触れましたが、やはり冬至の商品を売り込みましょうと言う事で、”柚子” ”カボチャ”を売り込んだわけですが・・・
結果から言うと、ちょぼちょぼ売れてくれたかな?位の実績。
そこで会話は弾みましたが、やはり農家さんが多いからか?目標には至りませんでした。
「今日は冬至ですね!柚子湯とかどうです?」
「・・・あんた時間ある?ちょっとこっち来てみ」
なんじゃろか?と思いながらついて行くと、大きな袋になんと!
「さっきとって来たんじゃ。少し分けたるで、持って行き」
なんじゃこりゃ・・・何十個と入っている柚子・ゆず・ユズ!
しかも持って来ている商品の柚子より大きいこと・・・これじゃ売れんわな。
しかし落胆よりもウキウキで、大きいのを6個”ギフト”してもらいました。
初めて知りましたが、柚子には薔薇と同じく”とげ”があるんだね。
もったいないので、2個だけお風呂に入れて”柚子湯”にしました。
お湯が黄色いのは、すでに柚子の入浴剤を入れていたからです。念のため・・・
柚子湯の画像の横が空いているのは、残りの柚子たちを使った、料理を後日貼るためです。
何の料理になるかは、嫁次第です。つづく・・・
追伸・・・翌日、柚子風味の漬物で頂き、しばらくの間は、柚子塩・柚子風味澄まし汁・柚子風味ローストチキンetc・・・しばらく柚子風味が続き、美味しく頂きました!(柚子塩ラーメン・柚子団子を作る予定だと豪語していました)
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