小アジア（今のトルコを中心とした地方）の南西部にある古代都市ミラでキリスト教の司教を務めていた人物に、聖ニコラウスと言う人物がいた。
聖ニコラウスは、娘を売ろうとしていた貧しい人のために、金貨を窓から投げ入れると、娘は売られずに済んだという。
このセイント・ニコラウスこそサンタクロースのモデルで、オランダ語読みはジンタークラース。それが訛り”サンタクロース”になった。
煙突からやって来て靴下にプレゼントを入れるのは、コインを投げ入れたら、暖炉のそばに干してあった靴下に入ったため。
赤の服装になったのは、コカ・コーラ社が広告のキャラクターにした為で、元は青や緑色。
ちなみにトナカイにも名前があり、全員で9頭。
そりの先頭を走る赤鼻のトナカイはルドルフ。続いてダッシャー・ダンサー・ヴィクセン・プランサー・コメット・キュービット・ドナー・ブリッツェン。
そろそろサンタもトナカイも、大仕事を終えてくつろぎ眠りにつく頃だろう。
皆様メリークリスマス！
販売をしているので、クリスマスは忙しく、感傷に浸る時間もなく今まで来ましたが、自分の中では一年の中で一番好きなイベントです。
好きな歴代の歌も、夏・春を大きく超えてクリスマス！
B'zの”いつかのメリークリスマス” ワム！の”ラスト・クリスマス” Misiaの”Everything”や辛島美登里”サイレント・イブ”etc・・・（古！）
過去にもオリジナルカセットテープ（古！）を作っては、楽しんだり仕事で使ったりしていました。
と言うわけで、”スタッドレスタイヤ”の話は先延ばしで、今回はクリスマス！”サンタクロース”の話です。
久しぶりに”我が家の窓から”
12月の初めから、我々のためにツリーをライトアップしてくれています。
クリスマスムードが盛り上がる中、我が基幹店Sスターでも、レジ担当の方たちはサンタ帽子を被っています。
それじゃ自分も、一丁やったるか！
100均の2個組のサンタ帽子！
3コース各1日づつ、クリスマス商品販売促進・話のネタにでもなればと、髪が気になるお年頃、蒸れる赤帽子を被って営業しました。
「クリスマスだね」
「ほう、サンタさんがやって来とるな」
と言われることを期待していましたが・・・
言ってくれるのは、ほんの1割ほど・・・ほとんどの方は、いつも通り買い物して帰って行かれました。
「あの～クリスマスなんで、サンタになって来ましたよ～」
とこちらから仕掛けると・・・
「あ～ほうかね、ほうかね」
「・・・・」
くそ～来年はサンタ服も来てやる～
販売の方も、チキンやローストビーフ・ショートケーキを、目立つように無理やり積んで行きましたが・・・
比較的若め方は買ってくれましたが、あまり盛り上がりませんでした。
今までの経験則が全く通じない事ばかりですな。
一人だけこんな方がいました。
「お、ショートケーキがあるな。うちの息子が今日誕生日なんじゃ。買うてあげたら喜ぶかな～」
70過ぎくらいの女性のお客さん。
「そりゃ、喜びますよ！」
「ほうじゃろ、ほうじゃろ」
と言って、息子さんのいる離れの家に大事そうに抱えて、歩いて行きました。
息子さんも50歳近い方ですが、いくつになっても息子さんは息子さんですね。
クリスマスケーキではありませんでしたが、誕生日ケーキとして心温まる一瞬でした。
クリスマスの販売を終え、翌日はお休みとあって（昨年まではこんな余裕などありませんが）前から目を付けていた”ミニもみの木”を、嫁に”ギフト”として買って帰りました（本当は自分へのご褒美。しかし嫁はまだそのことを知らない・・・）
本当はちゃんとした名前があるのでしょうが、”ミニもみの木”すくすく育っていづれライトアップできるほど育ってくれるかなぁ～と想いつつ、これまでにない穏やかなクリスマスが、過ぎようとしています。つづく・・・
追記・・・本日半額のケーキを求めに近くのスーパーに行くと、Sスターと同じくレジの皆さんは、サンタ帽子を被っていました。
しかし、恐らく一番レジの方だけ、トナカイの被り物をしていたので。
「一人だけ、トナカイなんですね」と言うと。
「あ～、他にもいたんですけど～」とレジの方と一時談笑。
自分だけは知っています。
ほのかに鼻が赤い、あなたの名前は”ルドルフ”ほかに8人の仲間がいるんだよね。
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