vol.103 今昔物語「2016年秋ドラ編」

 2016年秋ドラ編・・・今回はかなりの大収穫!やはり収穫の秋ですな!
 とこんな年末の忙しい時に!よくもまぁ!と思われるかもしれませんが、記憶に留めておきたくなるような、ドラマが目白押しでした。
 四の五は言わず、脱落組はカットして!

 ・地味にスゴイ!校閲ガール   日テレ系列 水曜 22:00 最高視聴率13・2%
 まことに惜しい!自分の中ではとても好きな番組!違う期でやっていれば、必ずや第一位になっていたはず。オープニングの曲のほんわかさには、心和む。石原さとみのファッションにも注目でした。
 気持ちが安らぐドラマ、自分は好きです!

 ・勇者ヨシヒコと導かれし七人  テレビ東京 金曜(土曜)24:12 最高視聴率4.1%
 深夜の時間帯で、4%近くの数字を出すのは脅威的。パロディ色が更にエスカレートし、何も考えずに見ることが出来る秀作。「ウシジマ君」とのギャップに驚かされるが、山田孝之の幅の広さがうかがえる。ここ愛媛でも、1月より愛媛朝日で放送開始。また見直さなければ!

 ・スニッファー 嗅覚捜査官   NHK 土曜 22:00 最高視聴率5.9%
 NHKにしては異色な作品でしたが、よくよく調べてみると、2013年にウクライナで制作された、世界的な大ヒットドラマのリメイク。ロシアでは過去5年のドラマの中でNo.1視聴率を獲得するほどのドラマ。

 ・IQ246~華麗なる事件簿~   TBS系列 日曜 21:00 最高視聴率13.1%
 織田裕二の癖のある役作りも「家売るオンナ」同様、すぐ慣れました。ベストショットはやはり、石黒賢との「振り返れば奴がいる」共演でしょうか?
 それにしても、ディーン・フジオカの執事役&アクションは見ごたえあり。男の自分でも、惚れ惚れします。今後の出演作に期待です。
 内容はコロンボや古畑よろしくの「倒叙形式」の犯人ありきの作りですが、展開が少し読めるのが難点。しかしマリア・Tの最後は、想像を超えた題名通りのIQの高い展開でした。

 愛媛で再放送の2014年春ドラの小栗旬主演「BORDER」も紹介したいドラマでした。霊が見える刑事が事件を解決するだけなのに、よくこれだけのバリエーションが作れたものだ。特に宮藤官九郎がゲスト出演した話は、可笑しく泣ける物語でした。
 自分の中では、あまり注目もしていない「ドクターX」ですが、さすが米倉涼子。2話目だけは割りましたが、すべてに20%越えのハイスコアー。最高視聴率は24.3%の化け物番組。NHKの大河ドラマ「真田丸」を超える視聴率を超える、今期No.1でした。何が決め手なのかは、自分にはわかりませんが「私失敗しないので」なのでしょうか?

 さぁ強者どもが集った2016年秋でしたが、今期の自分NO.1は!
加工.jpg







 ・逃げるは恥だが役に立つ  TBS系列 火曜 22:00 最高視聴率20.8% 自己評価 86点
 原作 海野つなみ  脚本 野木亜紀子  プロデューサー 那須田 淳 峠田 浩 宮﨑真佐子  演出 金子文紀 土井裕泰 石井 康晴  主題歌 星野 源 「恋」
 キャスト  新垣結衣 星野源 大谷亮平 石田ゆり子 古田新太 藤井隆

 脚本は「図書館戦争」「掟上今日子の備忘録」の野木亜紀子。前期の「重版出来」でも脚本をしている。
 「家売るオンナ」に軍配を上げたが、今回の「地味にスゴイ・・・」と同じく次点に上げていただけに、雪辱を果たした感がある。自分としても非常にうれしい(?)
 TBSの番組のみならず、各局の人気番組のパロディが「勇者ヨシヒコ~」よろしく、随所に織り込まれNHK Eテレの「Eテレ2355」までパロってました。見てて飽きさせないドラマ。素晴らしい! 
 そして今回NO.1になれたポイントは、今までNHKの「LIFE!人生に捧げるコント」で芸人だとばかり思っていた、星野源の存在。
 この役柄での演技は、うまい!と思うし、それよりも主題歌の「恋」が非常にうまい!
 自分の中では存在感が、うなぎ登りです。
 これからの俳優活動も、シンガーソングライターの活動も目が離せません。
 女優陣も、新垣結衣はもちろん初々しく、そして石田ゆり子の全く歳を感じさせない若々しさ。見ていて親近感を覚える。
 全く初お目見えの大谷亮平も、韓国では活躍しているようで、第二のディーン・フジオカと噂されているらしい。自分的には、金城武に近いかと思っていますが・・・
「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」のラストもみんな踊っていましたが、こちらの”恋ダンス”は、見ていて違和感なく、ブームになるのもわかりました。ガッキーのポッキーCMを、彷彿させます(懐かしい)
 最終話の藤井隆演ずる、日野秀司の家族が出てきたときには、かなり興奮しましたが、視聴者を楽しませるツボを心得たドラマでした。
 
 
 これ以降も、こんな気持ちが和らぐドラマが出て来て欲しいと、切に切に!思う今日この頃です(少し逃恋ロスかも・・・)つづく・・・







この記事へのコメント


この記事へのトラックバック