緩むものはたくさんある。
振動を与え続けると、ねじは必ず緩む。そのために各メーカーは、特殊なねじ・ボルト・ワッシャーを開発している。摩擦・抵抗・軸力と、その小さな部品に詳細なデータを重ね、緩みにくいねじを開発し続けている。
財布の紐も必ず緩む。メニューに”上”と”並”しか無いと、4:6で”並”に軍配が上がる。しかしそこに”特上”を増やすと、2:5:3で”上”の比率が増える。”特上”は贅沢だけど”並”はケチくさい。だから”並”が増える。特上・上・並のマジックである。
涙腺も必ず緩む。「容疑者Xの献身」や「ニューシネマパラダイス」「風の谷のナウシカ」や「黄泉がえり」を見れば、必ず緩む。
とうとう、とくし丸も全国で200台を突破しました!
1年と3か月前、東京のBチップに話を聞きに行った時には、まだ100台になるかならないかの時。自分がやる時には、キリバンがいいだのと、話した覚えがあります。(果たして自分が何番なのかは、不明ですが・・・)
早くも200台を達成し、どんどんとくし丸の輪が広がっていきます。
そう言えば「毎日のようにどこそこの方が開業されました!おめでとうございます!」と報告を見て、凄いなぁと思っていました。
自分も含め、いろんな志を持って200台が走っているかと思うと、面白く嬉しい事です。
そんな200台記念に、とくし丸本部からプレゼントを頂きました。
さーて、これに何を入れようか・・・・?
夢と希望でも入れておきましょう!
と、そんな記念のブログに不釣り合いな”緩み”の話です。
とくし丸には、左舷側に冷蔵庫を搭載していて、その冷蔵庫のサッシの鍵が突然緩くなってしまいました。
その緩みはだんだんと悪化し、道の悪い所や坂道を走っていると、突然外れてサッシが開いてしまうようになってしまいました。
こりゃたまらんと言う事で、メンテの会社”Kテック”に電話をし、助けを求めました。
「これこれしかじかなんですが・・・どうしたらいいですか?最悪、鍵を郵送で送ってもらって、自分で取り替えますが・・・」
担当さんは調べて、折り返し電話をくれました。
「どうやら本体側でなく、その奥の鍵止めが緩んでるので、ねじを調整してみてください。」
丁寧に説明してくれました。
さっそくTRY!
ねじをドライバーで緩め、鍵止めの位置をずらしました。
すると何と言う事でしょう。鍵がちゃんと閉まってくれるではないですか。
若干、前とは違う風ではありますが、簡単に直すことに成功しました。
でもいつの間に、こんなに鍵止めがずれてしまったのでしょうか?
今でも時間に追われることは、日常茶飯事。”タイムトライアル”に変わりはありません。そんな運転ですから、振動も半端では無いでしょう。
荒い運転の結果・・・と言う事です。
もう少しラッキーセブン号を労わりましょう。
話変わりまして、先日の寒波の話。
いつぞやの年末のブログで、朝車が凍っているがな!と話しましたが、それ以降もちょいちょいそんな日が続きました。
東京ではそんなことは稀で、いかにこちらの寒暖差が激しいかがわかります。
エアコンを付けて、待つこと5分。溶けるのを待つのが、とっても歯がゆい!
そんなある日、Sスターの副店長さんのアドバイスで、こいつを使うようにしました。
名付けて”小春日和水”
ペットボトルにお湯を入れて、凍っているフロントガラスに掛けるだけ!
一瞬であなたの愛車が、元の見通しの良い車に大変身!
更に今なら、金利手数料は小春日和本舗が、負担いたします!
*現在”小春日和水”は販売しておりません・・・
しかしなぜ、車のフロントガラスだけ凍るのでしょうか?いつの日か調べてみたいです。
そんな事より、先週の金曜日、雪が降ったりやんだり、しかし積もるまでではなく、他地域の雪情報とは雲泥の差でした。
よーしでかした愛媛県。と思っていると、あと数件と言うところの夕方、とうとう雪が・・・
しかも、一瞬で・・・
瞬く間に一面真っ白。
お客さんに見せるために出したお惣菜も、雪が被って大変でした。
みるみる積もっていく道に、冷や冷やしながら、スタットレスの力も借りて、生還してきました。
しかしそれ以降、日に日に気温も上昇し、本日は最高16°まであがり、桜が咲くのではないかと思うほど、温かくなりました。
これからも寒い日があるかもしれませんが、三寒四温で、寒さも緩んでくることでしょう。
そして”緩む”と言えば、自分の気持ちの話。
気合が足りん!気が緩んどるぞ!
ではなく、ここらへんで少し、気を緩めようと思います。
開業して9か月。
楽しんで仕事をしていると、自負していますが、それでも・・・やれ売上を上げなければ!やれタイムトライアルだ!と気持ちに余裕が無いことに気づきます。
「ハンドルでもアクセルやブレーキでも、遊びの部分が無いと、うまく運転できないよ」
東京ではよくそんなことを言ってましたが、まさしくその通り。
ここは少し気を緩めて、仕事に臨もうかと思います。
緩み過ぎないように・・・つづく・・・
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