個人事業の経理で使われる「按分」は、主に経費と事業とは関係ない個人的な支出の分割という意味で用いられる。
支出のうちの何割を事業用(経費)としてみなし、何割を家庭用としてみなすかの比率を表すときに使う。
自宅兼事務所の家賃や水道光熱費、営業車をプライベートでも使う場合のガソリン代や保険料、仕事でも使う携帯電話代、等々。
税務署は当然の事ながら、税金を多く取ることに尽力し、個人事業主は当然の事ながら、税金を少なくする事に尽力している。
東京の不動産の売却で、お世話になった不動産屋さんに(現在も、元自宅の賃貸でお世話になっている)電話をして、だいぶ先が明るくなってきた”確定申告”
もう一年も前の話で、数回しか会っていないのに・・・
「お久しぶりです、spaickさん!その後お仕事は順調ですか?愛媛に行ってどうしてるかなぁと、時々考えてたんですよ!」
と電話に出るなり、すぐ名前と記憶が一致するなど、プロだなぁ~と、感心しました。
そんな気持ちの良い対応に、気お良くした”シリーズ青色申告”3回目は・・・
”家事按分”です。
今までも白色では”確定申告”していましたが”家事按分”なんて、聞いた事もありませんでした。
聞くところでは、白色でも出来るそうですが、基本、個人事業主の”青色申告”の特権である”家事按分”のお話です。
このシリーズ通して、一番の重要ポイントは、どれだけ一生懸命稼いだ収入を、経費で抑えて”節税”出来るのか?です。
その為には無くてはならない”家事按分”
現在住んでいる愛媛の賃貸の家賃。使っている携帯電話の通話料。自家用車の保険。etc...
仕事で使っているから経費で!と言いたいところですが、プライベートでも使っているので、全部ではなく仕事で使っている分だけ、経費にしましょう!と言う事です。
しかしながら、東京から愛媛に来たのは”とくし丸”と言う仕事をする為。持ち家から賃貸に越してきたのも”とくし丸”の仕事をする為。
ほぼ100%、とくし丸の仕事の為に動いているので、全部経費にしたいところですが・・・
気を取り直して、色々試行錯誤の結果。
愛媛の賃貸の家賃・・・2LDKの部屋の内、5.5帖を仕事部屋にしていますが、個人の趣味の物も多く(マンガや映画のDVD等)その代りにリビングの一角も、基本仕事スペースにしているので、それを合算して20%を事業利用比率として按分しました(15㎡÷65㎡=0.23で、自分は端数を削りました)
つまり80%はプライベートの部分。20%は仕事で使っている部分。その20%を経費に上げると言う事です。
この場合、このように面積で按分するやり方と、他に時間で割合を出すやり方もあります。
それを源として、引越し費用・引越しの為の旅費・礼金(敷金はいづれ帰ってくるものなので、按分はできません)そして水道光熱費(電気・水道)の内、電気代は20%の按分にしましたが、水道は仕事としては利用していないので、残念ながら0%(”小春日和水”は・・・)
これも、コンセントの数の使用割合であったり、水道の使用量を正確に出して、割合を決めたりとあるそうです。
要は第三者(税務調査)から見て妥当と思われる割合。正当な理由の根拠が出せる割合が必要と言う事です(とくし丸の為に来たから!と駄々をこねても、納得してくれない・・・)
アパートの仲介手数料は”支払手数料”として、同じく20%の按分。
駐車場家賃は、とくし丸で借りていた駐車場は、勿論100%。その後、Sスターの基幹店に停める事にしたので、3か月の間分ですが。
自家用車も、1週間7日間の内ほぼ6日間は、通勤と仕事でも使っているので、少し控えめに80%の按分。ガソリン代や、保険・自動車税も、同率按分しました。
携帯電話の電話代は、2台のスマホとルーターの計3台ありますが、その内プライベート使用の1台分(ほぼ基本料金)と分けて按分し、75%事業利用としました(ほぼ仕事でしか使っていません)
この按分が、正しいのかどうなのか?
税務調査の際、突っ込まれて”脱税”です!
なんて事にならなければ良いのですが・・・
ただし自分の中では、控えめに計算して、この按分にしました。何度も言いますが「本当は全部100%なのに!」なのです!
昨年度の按分は、以上のものとしましたが、2017年分は他には無いか、よ~く考えてみましょう。
もしこのブログが、れっきとした収益となり”第三の矢”となった暁には、マンガもDVDも、どこぞに遊びに行っても、どこぞに食べに行っても、そいつらを按分して経費に上げられるのに~と思っております。
最後に言いますが、自分の体を按分すると・・・
”とくし丸”80% ”ドラマ・映画”6% ”わんこ”6% ”グルメ”4%・・・
おぉ~ブログのカテゴリの、アップ比率ですな。つづく・・・
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