ひな人形に雛あられや菱餅を供え、桃の花などを飾って、白酒やちらし寿司などの飲食を楽しむ節句祭りである。
旧暦の3月3日(現在の4月3日)は桃の花が咲く時期であるため”桃の節句”と呼ばれることが多い。
ひな祭りの起源は、宮中行事(儀式)と思われがちだが、平安時代の平安貴族の子女による、遊び事からである。
所により人により”ひなあそび”とも言われるのは、その由縁である。
日本では古より、紙で作った”人形”(ひとがた)を川に流し、穢れを移して身代わりにする”流し雛”と言う儀式があるが、それと結びつき今の原型となった。
江戸時代天正年間では、内裏雛(男女一対)のみであったが、その後十二単を身にまとう様になり、三人官女・五人囃子・随身(右大臣左大臣)・三人上戸(従者と護衛)・嫁入り道具・御殿・壇飾り等が増え、規模が拡大し煌びやかに育っていく。
日本古来よりの”リカちゃん”遊びは、今も女子の想いとして、ひな壇に飾られている。
”確定申告”に時間を取られ、お久しぶりとなってしまいました。
何とか終えることが出来たので、お疲れさんブログと言う事で、軽めの話題で・・・(心身ともに疲れ果てました・・・後日報告を・・・)
本来はタイムリーに話題を乗せるのが、一番良いのでしょうが・・・特に時事物は鮮度が命。
分かっていながら10日も過ぎてしまいましたが、今回は”桃の節句” ”ひな祭り”のお話です。
と、”恵方巻”の二の舞を踏んでいますが・・・以前の勤め先”Yマート”の方々は「相変わらずだね」と苦笑いしている事でしょう。
そう!提出物の遅刻は、常習犯。期限とは何ぞやの世界の人です(その節は、ご迷惑おかけいたしました・・・)
毎回時節物は”カルチャーショック”に陥ります。
”恵方巻”に続き、またもや気になる事象が!
2月も半ばの話。
「こっちの”ひなあられ”は、本当にあられなんですね!」
「え・・・東京の”ひなあられ”は違うんですか?」
「米粒みたいな、ぽん菓子なんですよ」
「へ~、小さい時からの物だから、疑いもしなかった」
それはこちらも同じ事。
左が自分の中では、正真正銘の”ひなあられ”
米粒大で甘い。米を爆(は)ぜて作ったポン菓子に、砂糖などで味付けしたもの。
右は愛媛で売られている”ひなあられ”
直径1センチ程度の大きさで、しょう油や塩味等の味付けがされている。餅から出来ている、いわゆる”あられ”ですね。
四国は味噌にしても何にしても、甘いのが多い中 ”ひなあられ”だけは逆で、東京の方が甘い。
どうゆう事・・・
調べてみると、大阪等の関西では、餅ベースのしょっぱい”ひなあられ”が主流。東海・北陸あたりでは両方。それより以北になると、米ベースの甘いぽん菓子”ひなあられ”になるようです。
発祥は”ひなの国見せ”という 雛人形を持って野山や海辺へ出かけて、お雛様に春の景色を見せてあげるという風習からです(まさしくリカちゃん人形)その時のおやつとして、菱餅を砕いたものを持参したことに由来します。
また他の地域では、関西風でも関東風でもない”ひなあられ”もありました。
左は名古屋風。右は北海道風。
名古屋風は細長い関東風かな?しかし、北海道風は”かりんとう”だがね!
いずれ”カルチャーショック”のまとめをしようと思いますが、同じ日本なのに、こんなにも違いがあるとは、驚きとわくわくで、心躍ります。
ただ・・・お客さんに、その話をすると・・
「ほうかね」
で終わってしまい、時折寂しい気持ちになりますな。
それも、こちらの人柄の、カルチャーショックですね。つづく・・・
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