作曲は弘田 龍太郎、作詞は、早稲田大学校歌「都の西北」を手がけた、新潟県糸魚川市出身の詩人相馬御風。
”春よ来い 早く来い 歩き始めた 〇〇ちゃんが
赤い鼻緒の △▵△▵履いて おんもへ出たいと 待っている”
さてクイズです。
〇〇と△▵△▵には、何が入るでしょうか?
答えは、最後の”つづく・・・”の後で。
最近のブログでは”シリーズ青色申告”に手が掛かり過ぎて、本業が何なのか見失ってる感がありますが・・・
決して”確定申告をする仕事”をしている訳ではありません。
私の本業は・・・勿論”とくし丸”です!
と言う事で今回は、とくし丸で春を感じている話です。
やれ”暗闇”だ、やれ”やまじ”だと、辛い事ばかり書いていますが、実は季節を体感できる楽しい仕事なのです。
「あれ!とくし丸さん見てみ!テントウムシがおるで!」
お客さんに言われて、覗いてみると・・・
皆さん見えますか?
”ナナホシテントウ”
甲虫目 カブトムシ亜目 テントウムシ科 テントウムシ亜科 漢字で書くと”七星天道”
東京では、最近トンと見なくなった、テントウ虫です。
販売そっちのけで、お客さんと撮影会をした後、そ~と左舷の扉を閉めて、それ以降の3件ほどのお客さんに「春が来ましたよ~」と見せまわりました。
その後、わいわいしている内に、ぴや~と空に飛んで行ってしまいました。
「シイタケたくさん採れたけん、持っていき」
「え~いいんですか~それじゃ、5~6個貰っていいですか?」
以前も違うお宅で頂きましたが(”ギフト”参照)あれはまだ秋の時期。美味しく頂いた記憶があります。
「何言ってるの。こんな所まで来てくれる人なんかいないんだから、もっと持って行き。この位しないと罰が当たる」
と、袋に盛り盛り、山盛り頂きました。
ハラタケ目 キシメジ科 漢字で書くと”椎茸”または”香蕈”
シイタケの旬は、年に2回。
抜群の香りと張りのある身の、9~11月の秋収穫されるシイタケ。”秋子”と呼ばれて、焼き椎茸やてんぷらに最適で、鍋物にも欠かせない。
一方、厳しい冬を超えて、3~5月に収穫される、春のシイタケを”春子”といい、旨味をたっぷり蓄えて、肉厚で美味しいシイタケです。
そう言えば、最近のお家では、シイタケを干しているお家が多いです。
今回は、嫁に天ぷらにしてもらい、美味しく頂きました(当面、シイタケ料理が続きました)
最近、とくし丸を走らせて、挙動不審な人達をよく見かけます。
川や畑の土手で、何やら探し物をしている人たち・・・
「〇〇さん、後でつくし取りに行かへん?」
「あまりしんどい所は、行けへんよ。それで良ければ行くで」
お客さん同士の会話で、な~る。
あの挙動不審人物たちは、つくしを採ってたのか!
シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物”スギナ”の、胞子茎の部分。漢字で書くと”土筆”
ギフトでは貰えませんでしたが(残念)他のお客さんの収穫を見せてもらいました。
卵とじ等にして頂くそうな。
親方、Sスターの方々には申し訳ありませんが・・・お客さんの収穫した、シイタケ・つくし・ゆずetc. 店で売っている物より、大きくて旨そうです。
我がとくし丸ラッキーセブン号では、青果商品がさっぱり売れませんが、仕方が無いですな・・・とほほ・・・
ここ一週間は寒い日もあり、凍える日もありましたが、今日は非常に暖かく、まさしく三寒四温。
だんだんと、温かくなっていきます。
買い揃えた”コーディネイト”も、少しづつタンス行き。
とくし丸稼業も、要約やりやすく楽しめる、季節がやって来ています。
それに比例して、道を走っていると、黄色い絨毯のように”菜の花”が至る所に咲いています。
アブラナ科アブラナ属の花の総称。漢字で書くと・・・やはり”菜の花”
道の傍らや、家の軒先等、スペースを見つけて、目を楽しましてくれます。
忙しくても、ついついパチリ。
それとは別に、所々でこんな春が。
今咲いているのは、バラ科 サクラ属の早咲の”カンザクラ”(?)漢字で書くと”寒桜”
要所要所で出くわします。
バラ科 サクラ属サクラ亜属の”ソメイヨシノ”も、咲きだして満開になるのは来週か再来週でしょうか?
ちなみに漢字で書くと”染井吉野”
江戸末期から明治初期に、江戸染井村の造園師や植木職人達が育成したことから、名付けられたようですが、実に”雅”な名前です。
ここ東温市では、桜の見所がかなり多いとか。
”ギフト”と同じく、とくし丸の役得ですね。
早く春よ来い!つづく・・・
クイズの答え
〇〇・・・”みい”(ちゃん)
”みよ”ちゃんと記憶している人も、多いのでは?
”みいちゃん”のモデルは、作詩をしている相馬御風の長女です。
△▵△▵・・・”じょじょ”(履いて)
”じょじょ”とは、ぞうりの事で、”おんも”(表・外)と同じく、幼稚語です。
春が来たら、みいちゃんもじょじょを履いて、大冒険するのでしょうか?
心待ちの春も、もう目と鼻の先ですよ。みいちゃん。
本当につづく・・・
自営業ランキング
この記事へのコメント
ワイズマン
実際になっているところや、生えているところを見て、収穫すると旬というものをより感じるんでしょうね。
あと季節の移り変わりも。
スーパーの世界では、きのこも、工業製品のようになってしまっていますが、通年で食べられるよりも、その時期しか食べることが出来ないという方が、ありがたみも違う気がします。
spaick
実際に食べてみると、やっぱり旨いです。
朝採りなんちゃらーとかが美味しいように、採れ立ては、ひと味違います。
旬とは売るタイミングと思っていましたが、食べるタイミングなんだなあと感じる毎日です。
それではまた!
>ワイズマンさん
>
>僕だけがコメントして申し訳ないですが・・・。
>
>実際になっているところや、生えているところを見て、収穫すると旬というものをより感じるんでしょうね。
>あと季節の移り変わりも。
>
>スーパーの世界では、きのこも、工業製品のようになってしまっていますが、通年で食べられるよりも、その時期しか食べることが出来ないという方が、ありがたみも違う気がします。
>