vol.136 坂の上の雲ミュージアム

 坂の上の雲ミュージアム・・・愛媛県松山市にある博物館。
 2007年(平成19年)4月28日に市内中心部の松山城を頂く城山の南裾に開館し、総工費は約30億円。
 松山全体を屋根のない博物館とする”坂の上の雲フィールドミュージアム構想”の中核施設として、司馬遼太郎の小説”坂の上の雲”を軸とした街づくりの中心を担う施設である。
 地下1階、地上4階建てのミュージアムは、建築家・安藤忠雄による設計。
 松山城周辺の歴史や文化を意識した建物は、周囲の自然環境に配慮した外観となっており、館内の各階はひと続きのスロープで結ばれ”坂の上の雲”を表現した空間となっている。

 愛媛県松山市一番町3-20  TEL 089-915-2600 
 営業時間 9:00~18:30(札止18:00)
 休館日  月曜(休日の場合は開館)




 いよいよ最後の”カプセル怪獣” ”坂の上の雲ミュージアム”潜入です。
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 一般400円 高齢者・高校生200円 (優待券で無料)

 サラリーマン時代の、東京のスーパー”Yマート”の会議での事。
 「公の会議の場で言うのも何だけど”坂の上の雲” NHKで見た人いるか?」
 我が尊敬する社長が、何かの折に店長たちに問いかけました。
 「再放送をやるから、見たことない人は見た方がいい」
 志を持って・・・というところの話だったと思いますが・・・すみませんが・・・
 同じNHKで”龍馬伝”をやっていた頃なので、そちら優先で見ませんでした・・・
 社長!申し訳ありませんでした!

 よもや自分が、その主人公の故郷に越してこようとは・・・

 ”坂の上の雲”って、戦争物でしょ。
 位にしか予備知識が無く、主人公が誰?正岡子規が戦争行った話?第二次世界大戦の話?
 と失礼ながら、全くわかりません。
 (Yマートの仲間に、餞別で上巻を一冊頂きましたが、まだ読んでいません・・・ごめんね・・・)

 その状態でこのミュージアムに、なぜ来た・・・(タダだからです)

 なので、ブログに上げると言っても、どう伝えればよいのか?

 ただこの建物は、外観もさることながら、建物内も凝っていて、センス溢れる造りになっていました。
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 建築家の安藤忠雄と言う人を、少し調べてみると、なかなか面白い経歴の人。
 1941年大阪生まれ。プロボクサーとして活躍した後、独学で建築を学び、1969年に”安藤忠雄建築研究所”を設立。
 1979年に”住吉の長屋”で建築学会賞を受賞し、その後もアルヴァ・アアルト賞、プリツカー賞など、数多くの賞を受賞。
 主な作品に”光の教会(大阪)” ”大阪府立近つ飛鳥博物館(大阪)” ”フォートワース現代美術館(アメリカ)”などがある。
 少しチラ見してみると、独特な空間と水などを使って、広がりのある建築をしています。
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 そんな幻想的な広がりのある、建物の中は・・・
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 ”坂の上の雲”の時代の展示物や、作品の中の注釈的案内がたくさんありました。
 正岡子規・夏目漱石の”生誕150周年”らしいです。

 隣の”萬翠荘”と言う洋館がよく眺める事が出来ました。
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 1922年(大正11年)旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨 伯爵が、別邸として建設したもの。
 戦災を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、愛媛県指定有形文化財に指定されています。

 舞台は明治の話で、日清・日露戦争の話。

 日本の一大転換期”明治維新”の後、世界と対等に渡って行く、礎を築いた人たちの物語。
 主人公は松山出身の3人。正岡子規・秋山兄弟の目線で綴られている。

 正岡子規は教科書で、写真を見たことがあるくらい。
 俳句や短歌で有名な人。

 秋山兄弟って誰?

 このレベルで、このミュージアムに来ても、あまり意味はありません。
 しかも、江戸時代までは結構好きですが、近世・近代になると知識が極端にありません。(学校でも、そこらへんになると、時間が無くて飛ばし飛ばしの授業になりますよね)

 なぜ来たの?(タダだからです)

 だから写真OKのミュージアムにもかかわらず、画像も少なく・・・
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 「戦艦のプラモ、すげぇ!」
 「馬だ馬だ!乗ろうぜ!」

 この程度です・・・(子供か!)

 ただ、通路一面に飾られた、司馬遼太郎の”坂の上の雲”の、産経新聞夕刊の連載全て。
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 昭和43年から昭和47年にかけて作品。(最初は新聞掲載だったんですね)

 同い年じゃんか!

 小説でもDVDでも、見てから来ないと、ちんぷんかんぷんだね。
 と言う事で、謎と興味が膨らむ中”坂の上の雲ミュージアム”を後にしました。
 

 帰りには、我がスィーツの友”霧の森菓子工房”に。
 最近改装したらしく、シックで新しい店構えになっていました。
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 到着は14:00位でしたが、お目当ての”霧の森大福”は、すでに売切れていました(さすがに早い!)
 
 仕方ないので新登場”新宮茶ソフトクリーム”を、店内のイートインコーナーで。
 新宮茶が濃い口で、こりゃ旨い!

 そしてお土産に”霧の森 茶プリン”
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 こちらも茶の風味・味がしっかりしていて、下手したら本命よりも旨い!かもです。
 しかもこの容器、本当の瀬戸物の湯のみになっていて、いわゆる”レガシー”として手に残る一品です。

 お茶を飲む機会があれば、これで・・・(あんたお茶飲まんよね・・・)

 さて駐車場までの途中、偶然に・・・
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 ”秋山兄弟 生誕の地”
 今見てきたばかりですが・・・

 秋山兄弟って何者!何者なんだ!

 と疑問を残し・・・つづく・・・

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