跡取りである男児はとても重要視され、出生すると”のぼり”を立てて祝ったと言う。
その後武家で広まり、いつしか庶民まで。
(武家に負けてたまるか)と庶民が、中国の”鯉の滝登り”になぞって、健やかな成長と立身出世を願い、のぼりに鯉を書き始めたのが発祥とされる。
”こいのぼり”の色は、真鯉(父親)が黒・緋鯉(母親)が赤・子供の鯉は青と、現在は相場が決まっている。そしてその上には”吹き流し”が泳いでいる。
”吹き流し”の色は赤・青・黄・白・黒。
この色は中国の”陰陽五行説”が由来し、魔除けとしている。
鯉のうろこの数にも意味があり、36枚=6×6 六六鱗といい”陰”を表し、鯉が滝を登り龍になると、鱗は81枚=9×9 九九鱗となり”陽”となるいわれがある。
”こいのぼり”ひとつでも、跡取りの成長と一族の繁栄の願いが、大きな事がわかる。
タイムリーに話題を・・・
と言う事で、5/5は端午の節句、今回は”こいのぼり”のはなし。
もう東京では、とんと”こいのぼり”なんぞはお見掛けしなくなりました(屋台と同じですね)
小さい頃は、よく見かけたのになぁ・・・
なので街中で”こいのぼり”を見かけると”さくら”と同じく、日本人のDNAが、ざわめきます。
とくし丸で巡回中、所々で見かけますが、お客さんに聞くと、これでも少なくなったとの事。
時代の流れですね。
そこで”こいのぼり”のお値段を調べてみました(なぜ?)
秀光人形工房 金箔綾織り鯉のぼり フルセット 40,608円
雛人形五月人形の久宝堂 こいのぼり2M(家紋・名前入) 29,800円
秀光人形工房 こいのぼり室内・マンション用1M 3,980円
ピンからキリですが、お手頃価格の売れ筋としては、上記当たりらしい。
願う気持ちを横においておけば、年に1か月くらいの事、需要も少なくなって当然か?
そんなある日、普段は何の変哲もない、重信川と並走する山道。
突然目に飛び込んできました。
”こいのぼりの架け橋”
重信川の”除ケの堰堤”(よけのえんてい)で行われる、4月下旬から5月初旬に行われる催しで、今回で23回目。
長らくここを走っていますが”除ケの堰堤”なんて、初めて聞きました。
調べてみると、国指定の”登録有形文化財”に登録された砂防堰堤だそうです。
重信川最上流域の荒廃を防ぐため、昭和7年着工、901日間で完成。
瀬戸内の島石を使った工法で、特に花崗岩17,000個余りによる石組みは、圧倒的な造形美を持つ、近代遺産とあります。
この道路沿いも約1㎞にわたり、ミニこいのぼりが並んでいて、とてもにこやかになれます。
今年は5/14(日)まで”こいのぼり”が、気持ちよく泳いでいるので、是非一度見に来てください。
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