床屋(理容室)と美容室・・・同じような仕事ではあるが、似て非なるもの。
床屋は男性用で美容室は女性用?
床屋はシャンプーを前かがみで美容室はあおむけ?
そう思いがちだが、どちらでもない。
床屋は、髪を切りひげを剃るのが本業。カット・ひげ剃りをして容姿を整える所。
美容室は、パーマや髪結・化粧が専門で、容姿を整える所。パーマの為に必要な業務として、髪を切るに過ぎない。
実に刃物(カミソリ)が使えるかどうかが、大きな違いとなっている。
床屋は理容師法に基づき”理容師免許”が必要で、美容師は美容師法に基づき”美容師免許”が必要である。
保健所の許可基準でも、刃物を扱う分、床屋は椅子一台当たりの広さが、広くとられている。
床屋の語源は、江戸時代の”髪結床”から来ている。
シャンプー時の前かがみは、武士がみだりに腹を無防備に晒したく無い所から来ている。
ちなみに床屋にはサインポール(ねじりん棒)が立っているが、美容室には無い。
暑い~また苦手な夏がやって来た~
寒さは着込めば何とかしのげますが、暑いのは脱いでも暑い!
ボクサーの減量では無いですが、この暑さをしのぐためには、更に軽量化しなければ!
と言う事で”床屋”に行って来ました。
東京でもそうでしたが、ここ愛媛は松山でも”床屋” ”美容室”が至る所にあります。
何軒か試しに行ってみましたが、どうもしっくりきません・・・
東京での行きつけの”床屋”が、しっくりし過ぎたのか?
東京では近くに行きつけの床屋がありました。
こちらは夫婦でやっていて、旦那さんが接客している時には、奥さんが出て来てハサミを持ちます。
旦那さんの腕前はしっかりしていて、髪形も納得できる仕上がりです。
しかし・・・奥さんは、おせいじにもうまくなく・・・がたいが良いせいか・・・力強くて少しいびつです。
つまり・・・下手くそで、太ってるから力加減を知らず、雑でとにかく下手!
と言う事です。
「こちらでよいですか?」
終わりに告げられ、何度となく・・・
「違うだろ~!違うだろ~!
♬左右が少しずれてるだろ~♬」
と言いたかった事か・・・
(最近、この政治家ネタ?にはまってます。号泣会見の時もはまりました)
なので、店の前で旦那さんが空いているか確認してから、店に入るようにしてました。
この東京の床屋さんの良い所は、耳かきをしてくれるところ。
気持ちが良くて、天国気分です。
しかし奥さんがやる時には、痛くて地獄です・・・
それはさて置き、こちらに来てからは、完璧に床屋さん難民・・・
行きつけが無いと言う事は、困りものです。
そこで編み出したのが”一人床屋”!
ここ一年と言うもの、洗面所で自分でカットしてました。
東京でも、時間も無いしもったないので、時折自分で切って済ませていた事はありましたが、一年間自分で切り続けたのは初めてです。
裁ちばさみ(大きいハサミ)でざっくり切って、スキばさみ(ギザギザハサミ)で整えながら(小さいハサミ)で切り揃えていきます。
ただ難点は、後ろが見えない事・・・そして、剃りが出来ない事です。
”スポーツ刈り”にするには、腕が無いので今回は仕方なく、近くの”床屋”に行って来ました。
ここ数年は、夏になると堪えかねて”スポーツ刈り”にしてましたが、昨年の”スポーツ刈り”にしてくれた近所の”床屋”
こちらも夫婦でやっているらしく”床屋”でお父さんが、隣の別扉の”美容院”でお母さんが、切っています。
昨年の記憶では、相当おじいちゃんだったような気がしましたが、そこまで歳ではなく、もっと古びたお店だった気がしましたが、比較的綺麗でした。
「自分で切ったんですか~うまいもんだねぇ」
ちょっと自慢気に話すと、褒めてくれました。
伊達に一年間、自分で切ってきた訳ではありません。
夏の水不足の事や、東京の事(実はこのお父さん、昔々少しだけ東京にいたそうです)都議選の事や将棋の藤井君の事等、しゃべるしゃべる。
東京の行きつけの”床屋”さんが、基本寡黙だったので、少し疲れましたか?(耳かきも当然ありません)
まぁ、仕方がない。
「また伸びたら、来て下さいね」
とお父さん。
恐らくもう一回くらいは、暑さ対策で行くかも?
しかし出来る所は、自分で切っちゃうかな?
薄くなっているのが、丸見えになるのが、不本意ですが・・・
これでしばらくの暑さ対策が出来ました。
本日、月曜のコースのお客さんは、
「あれ~さっぱりしたねぇ」
と会話のネタになるかと思いきや”サンタ帽”の時のように(vol.102 サンタクロース参照)
ほぼ全員!無反応でした!
(よ~し、今度は丸坊主で!)
とはなりませんよ!
ここ最近、ブログのネタに自分を切り売りしているのが気になりますが・・・スポーツ刈り程切り過ぎないように・・・だんだん。
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