今治市沖の”大三島”と言う小さな島にありながら、全国に一万社余りある”山祇神社”や”三島神社”の総本社である。
境内中央には樹齢約2,600年の神木である大楠が鎮座しており、神社内の楠群は日本最古の原始林社叢の楠群として、昭和26年に国の”天然記念物”に指定されている。
本殿、拝殿、宝篋印塔は”重要文化財”に指定され、隣接する”宝物館”には国宝を含む数多くの”重要文化財”を収蔵している。
あ~やはり旅に出る時には、調べてから行くべき!
と、つくづく思わされた”シリーズしまなみ街道”第三弾です。
”よしうみいきいき館”がある”大島”で腹を満たした後”西瀬戸自動車道”に戻り”伯方島”を経て”大三島”へ。
調べによると”大三島”の名前の由来は”大三の島”ではなく”大きな三島”のある島です。
”三島神社”の総本社である、今回の”大山祇神社”がある事で”大三島”と呼んでおり、後にそれが島全体を指す様になった。
実は”大三島”島なのである。
そんな重箱の隅をつつく話は良いとして”いきいき館”を出た後に、嫁がスマホを見ながら。
「大きな神社があるから、そこに行ってみるか?」
「まぁいいけど・・・」
「いいよ」とは言ったものの、こんな小さな島の神社って、寄る価値あるのかいな?
そんなこんなで、最初は読めなかった”大山祇(なんちゃら)神社”に着きました。
この場所だけ観光地化されていて、お盆中とあって人ごみ車ごみ。
車を停めるのも一苦労でした。
新しく綺麗に、参道を工事していましたが、木々に囲まれた荘厳な空間が、木々に囲まれています。
すぐに目に付いたのは、この大きな楠の木。
樹齢270年・・・いや!違う!2700年!!
今は西暦何年だ!
ここ”大山祇神社”の”御神木”
根周り20m、樹高約15.6m、神社境内のほぼ中央にある”乎千命御手植の楠”と言う、巨大な楠木です。
言い伝えでは、息を止めて木の周りを3周すると願い事が叶うとも言われていて、縁結び・結婚運・仕事運・勝負運・健康運などのご利益があると伝えられている。
ここ1番!っていう大勝負の前に祈願するといいらしい。
そんなこと知らんから・・・
「すげぇ」
で終わりです。
”日本総鎮守”
知りませんでしたが、かなり格式のある神社なんだなぁ。
我ら”お椿さん”こと”伊豫豆比古命神社”とは、ある意味、兄弟と言う事になります。
パワースポットとして、かなり有名な神社だそうです。
2010年に再建された真新しい”総門”をくぐると”拝殿”になります。
拝殿の脇にある回廊に、大きな酒樽軍団があるなぁと思いながら、参拝を終えました。
その後、裏側には”宝物館”があると言う事で、どんなもんか言ってみる事に。
入館料 大人1,000円(学生800円子供400円)
ちょっと高いよなぁ・・・
と思って、素通りに・・・
広い参道を戻り横の”斉田”を見ながら、車に戻りました。
さぁ~後からの調べによると、色々と見どころがあったようです!
まずは拝殿の脇の回廊にあった酒樽軍団。
そこには・・・
この酒樽の上には、今まで参拝をした著名人の写真が飾られていました。
初代総理大臣の”伊藤博文”連合艦隊司令長官の”山本五十六”等の歴代の総理大臣や著名な軍人、または皇室の方々や政財界の重鎮などの写真が飾られていたそうな・・・
目と鼻の先に、そんな貴重な物があったとは!
見たかった~
または宝物館には・・・
なんと!
源頼朝・義経の奉納した甲冑や弁慶の薙刀、村上水軍関係または歴史上の重要人物や武将の奉納品が展示されていたそうです。
前説でも触れたとおり”山祇神社”や”三島神社”の総本社であるが故、山の神・海の神・戦いの神として、歴代の朝廷や武将から尊崇を集めていたため、祈願の為に武具の奉納や礼奉が数多くあったようです。
全国で国宝や重要文化財の指定を受けた武具類の、実に8割が展示されている、日本の貴重な遺産的”宝物館”だそうです!
これで1,000円は安すぎる!
見たかった~
その他”斉田”では
毎年、春の”御田植祭”と秋の”抜穂祭”の時には、神事として”一人角力”と言う”一人相撲”が取られるようです。
是非!この時には見に行きたい物です!
知らないと言う事は、なんと勿体ない事なのか?
知っていれば、存分に楽しめたものを・・・
さて”大山祇神社”の前では、なんだか人だかりが・・・
お食事処”大漁”という、海鮮食堂なのですが、海鮮丼が480円等、リーズナブルに食べれる人気店。
神社に到着したのは12時少し前。
もっと時間を考えて、行けばよかった~
その後はダイジェストで・・・
まずはこの島のお目当て”伯方の塩工場”
お盆でお休みか~
あの奥には”伯方の塩ソフトクリーム”が、見えているじゃないか~
それじゃ、隣の温泉施設にでも・・・
”マーレ・グラッシア大三島”
”伯方の塩工場”の隣にあります。
ドライブインのように、風呂に入らなくても、レストランや休憩所(マッサージ機付き)は使用できます。
JAFの会員証を見せると、風呂も100円引きで入れます。
ここの注目ポイントは”塩風呂”と”展望風呂”
死海のように体が浮くわけではありませんが、温水の海と言う感じで、肌が塩ですべすべします。
隣が”伯方の塩”だからでしょうか?
展望風呂も、以前行った”シーパMAKOTO”のように、目前に白浜と瀬戸内海が一望できます。
ただ・・・
温泉ではないです・・・
もっと調べて行けばよかった・・・
けれども、温泉に匹敵する”塩風呂”です。
すっきりした後に、早々に帰って”太郎茶屋 鎌倉”でデザートに”鎌倉わらび餅”でも買って家で食べますか!
と思って、約一時間の家路を急ぎましたが・・・
なんと!
閉店になっとるじゃん!
確か今年開店だよね~
調べが足りないがために、おやつも無しとなってしまいました・・・
大三島も次回の課題として、また行くことにしましょう・・・
だんだん・・・
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