カタイ(中国大陸)の東の海上1500マイルに浮かぶ独立した島国と書かれ”日本”特に当時砂金が多く産出されていた奥州藤原氏の治めていた”平泉”と考えられている。
この”東方見聞録”であるが、実は”マルコポーロ”が書いた物では無い。
24年間の旅の後、帰国後のベネチア軍とジェノバ軍のコルチューラの戦いで,ジェノバ軍に捕えられ投獄された。
その獄中で物語作者”ルスティケッロ・ダ・ピサ”に東方での経験談,見聞談を筆録させ,イタリア,フランス混合語で出来上がった”口述旅行記”である。
旅の話、自分の大冒険の話を、人に話す場合、皆さんはどうであろうか?
大概は話を膨らまし、面白おかしく自分を誇張して話すのではないか?
しかも聞き手は”物語作家”!
事実とは大きく変わるに決まっている。
”ジパング”では、莫大な金を産出し宮殿や民家は黄金で出来ていて、人々は偶像崇拝者であり、外見がよく礼儀正しいが、人食いの習慣がある。
とあるが、全て人づてに聞いた話で、実際には行っていない。
中国の当時の大王”フビライ・ハン”の元、私的な補佐役として20年を過ごした。
とあるが、中国側の史実には一切”マルコポーロ”は出てこない。
”東方見聞録”には、中国の”万里の長城”や、若い娘の足を堅く縛る”纏足”の風習はもとより”儒教”や”中国茶””箸”に至るまで記述が無い。
そもそも中国に行ったかも、疑問が残る・・・
しかしそれ以後”東方見聞録”特に”黄金の都”の影響を受け、大航海時代に入り”コロンブス””マゼラン”達多くの冒険家が”黄金の都”を目指したのは間違いなく、大きく世界を変える脚色満載のドラマである。
「あれ!何やってるんですか?」
「”小豆”を乾かしてな、選別してるんじゃ」
ついこの間、伺ったお宅では”小豆”を作ってました。
最近では、農家さんで何かやっていると・・・
「これは何ですか?」「何やってるんですか?」
と質問攻めです。
それも、夏から今まで、培われたものです(去年は開業で、それどころではなかった・・・)
もう11月で、この話題からはかなり時期外れになってしまいますが・・・
今では懐かしい!”vol.143 水の都”の後編です。
8月頃から”水の都”では、稲がすくすくと育っていき・・・
段々と色付き首を垂れてきました。
そこで見つけたのが・・・
”ど根性稲”!
またの名を”小春日和稲”
隣の”田んぼ”からひょんなことでやって来たのでしょう。
週に二回、こちらを通る度に、挨拶するようになりました。
さて”田んぼ”の”稲”は、更に垂れてきます。
そうなってくると、農家さんも大変です。
一生懸命育てた稲を、害鳥や害獣から守らなくては!
害獣・害鳥除けの”反射テープ”や電撃ロープ”
ヘリコプターの模型が吊るされたりしましたが、やはりここは!
”かかし”でしょう!
漢字では”案山子”
元々は、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹などに付け立てたもの。
「かがせるもの」から転じたものです。
民間習俗の中では田の神の”依代”であり、霊を祓う効用が期待されていた。というのも、鳥獣害には悪い霊が関係していると考えられていたためです。
現代では、鳥獣の脅しにしか使われていませんが、人間である自分すら・・・
ぎゃ!何じゃありゃ!
と、びっくりさせられます。
さて”小春日和稲”は?
密かにがっつりと育ってきています。
素晴らしい!
週に二回とくし丸で回っていると、成長の過程が手に取れて分かってきます。
緑の茎が金色の稲に隠されて、まさしく”黄金”
”水の都”から”黄金の都”になりました。
夕日に照らされると、眩しい!
これを”神々しい”と言うのでしょうか?
この頃になると、農家さんは大忙し!
そう!”収穫”です!
時期をずらして田植えをしているので、収穫も順々に日を追ってやっているようです。
昼時に通りかかると、秘密兵器達を端に停めて、農家さんがいなくなるので、撮影会がやりやすいです!
”コンバイン”等の秘密兵器。
超かっちょいい!
度々登場の”ココちゃん”のお宅でも、軒先で”お米”を干して(?)いました。
とあるある日・・・
自分の販売先の農家さんが、収穫をしていました!
お買い物はそこそこでしたが、意を決して・・・
「忙しいところすみませんが・・・見せてもらっていいですか?」
「おー、いいよ!」
と快く見せてくれて、撮影もさせてもらいました。
こいつで稲刈りをして、籾だけにしてくれます。
そして次の機械で、籾を取除き乾燥させていきます。
籾殻は外に出され、米(玄米)が蓄積されていきます。
と、偉そうに解説していますが、それは農家さんが親切に教えてくれたことです。
もしも間違っていたら・・・すみません・・・
「ほら、これがね玄米で、10㎏(だったと思うんですが・・・)の袋に詰めていくのよ」
と、教えてくれました。
「ここら辺も農家さんが年配になって、農家やめてく所が多くなっちゃってね。ブログで農家さんが増えるように、宣伝してね」
こんなにブログが遅くなってしまい・・・申し訳ありません・・・
確かに”休田”・・・使われていない”田んぼ”がチラチラと見受けられます。
とくし丸も大変ですが、農家さんは比べ物になりません!
自分で植え付けて、自分で収穫して!
やりがいのある仕事だと思いますが・・・
性根の座っていない自分には・・・
ただテレビでは”アイターン”とか”インターン”とか、若者が戻ってくるケースも増えているようで!
これからもっと増えてほしい!
他の農家さんでも、同じく精米していました。
一通り説明してもらっているので、あの機械で籾を除いて乾かして・・・と知ったかぶりでしたが・・・
な、な、何だ!あの青い逆ピラミッドは!
「これって・・・何に使うものなんですか?」
この頃は、販売でお邪魔しているだけでなく、あれは何、これは何と、忙しい中ご迷惑ばかりかけていました。
農家さんは皆さん快く教えてくれました。
確か・・・これは・・・玄米を乾かすもの・・・だったような・・・
折角教わっても・・・記憶力が無いもので・・・すみません。
収穫が終わると”黄金の都”も祭りの後です。
籾殻の残りが、所々に小高く山になっています。
こちらは藁を、乾かしているんだと思うんですが・・・
秋もそろそろ終わるんだなぁ~
と、2年目なのに、そう感じてしまいます。
さて”小春日和稲”は?
こちらは誰も収穫する人もいないので、少し時期が過ぎているかも・・・
それじゃ、自分が!
”小春日和米”でも、収穫しますか!
いやいや・・・そっとしておきましょう。
来年には、またここで、小さな楽園が出来ることを願って・・・
だんだん!
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