古代からの有力氏族である”阿蘇氏”が大宮司を務め、現在も末裔である”阿蘇治隆”が大宮司を務める。
”桜門”等、重要文化財を6棟有している、由緒ある神社である。
神社は通常”縦参道”で、拝殿に対面しながら”参道”を歩いていくが、ここ”阿蘇神社”は全国でも珍しい”横参道”
”参道”の南には”阿蘇火口” 北には”国造神社”を拝していると言われている。
この”横参道”では、秋の収穫を祝う”田実祭”(たのみまつり)時に、伝統の”流鏑馬”(やぶさめ)が奉納される。
なお・・・
2016年の”熊本地震”によって・・・
”楼門””拝殿”が倒壊。三つの神殿についても大きく損壊し、境内建物が甚大な被害を受けた。
国の重要文化財であった楼門は倒壊した元の材料が再建に利用できるため、再建後も重要文化財として指定される予定だが、再建には10年の歳月と20億円の費用が見込まれている。
住所 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
TEL 0967-22-0064
参拝時間 6:00~18:00(御札所 9:00~17:00)
駐車場 バス4台 普通車70台(無料)他、市営駐車場有(70台)
いつまで旅行気分なんだ!
もう1か月経とうとしていますが、2泊3日の内のまだ初日です。
まぁ~気長にやっていきましょう・・・
”原尻の滝”を後にして”阿蘇”に向かいます。
”豊後街道”の峠道を走り、その道沿いで、ちょっと腹ごしらえ。
”よかよか亭”坂梨本店
住所 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨1400-1
TEL 0967-22-0917
営業時間 11:00~21:00 定休日 無休
熊本のブランド牛”あか牛”
せっかく熊本まで来たんだから、名産グルメを堪能しましょう!
肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。
グルメサイトでは・・・
”いまきん食堂”が旨い!との事ですが、かなりな行列店らしく・・・
今でこそ”伊予っ子”ですが、こちとら元は”江戸っ子”でい!
いくら旨いからと言って、並んで時間を費やすのはさすがに・・・
と言う事で、通り道にある熊本でも3本の指に入る”あか牛”が美味い店の、ここ!
”よかよか亭”に立ち寄りました!
駐車場は広く、店内も広々です。
中に入ると、個室に通されました。
こちらは、基本的には焼肉屋さんで、入り口のショーケースから、好みの焼肉を取って食べるようです。
あとで調べてみると、大元は”精肉屋”さんで、肉のプロがやってます。
こりゃ期待できますね!
さてメニューを見てみると・・・
”あか牛フェアー”!
”肉食”のDNAに、火が付きます!
ステーキが気になりますが・・・
自分は!
名物”あか牛丼”!(1,500円)
この日は木曜日!
嫁は”ハンバ~グ”Lサイズ(1,020円)
これだけでは足りないので!
やはりご当地?”ちゃんぽん”(700円)
を注文しました!
待つ事15分。
やって来ました!
”ローストビーフ丼”のような感じですが、ジューシーなお肉です!
でも・・・
やっぱり”リブが好き”ですが・・・(vol.127 まつちかステーキ食堂 & vol.210 その後 を参照)
ハンバ~グ!
これが、かなりなジューシーで”あか牛”よりも美味かったです!
ちゃんぽん
”リンガーハット”よりも美味かったです!?
いい腹ごしらえが出来た!
さ~腹一杯になったところで・・・
今回の本題!
”第2チェックポイント”に、いざ!
”阿蘇神社”
古代よりの由緒ある神社です。
行ってすぐ目に入るのは・・・
震災復興!
2年前の”熊本地震”は相当なものでした。
”愛媛”に越して来て、早々に出くわした”地震”で、遠く離れていましたが、松山でもかなり揺れました。
境内には、その当時の状況の写真が掲示されています。
相当な被害を受けていました・・・
工事中の柵の窓から中を覗きます。
さて参拝に!
手洗い場でまずはお清めを!
後程お話しますが・・・
”阿蘇”のこの地は ”湧き水”に守られた清められた地です。
綺麗な神水で清めた後、仮に設けられた”拝殿”に・・・
砂利道を歩く音と、復興の為、工事の作業の音が聞こえます。
むっ!
こ、こ、この”家紋”は・・・
”丸に違い鷹の羽”
”藤紋””片喰紋””木瓜紋””桐紋”と並んで”五大紋”の内の一つ。
武士が多く用いた”家紋”で武家政権のあった土地に多いのが特徴です。
”阿蘇神社”の神紋であり”阿蘇氏”の家紋であるため、その影響で”南九州”に多く分布しているようです。
実は自分も嫁も・・・
偶然にもこの家紋なので、親近感が湧きます。
甚大な被害を受けた”阿蘇神社”ですが、急ピッチで復旧がされていました。
日本の古代からの遺産!
心より応援いたします!
さて、先程話した通り・・・
”阿蘇山麓”の豊富な地下水によって、綺麗な”湧き水”が至る所に出ています。
”水基巡りの道”
”水基”とは”水飲み場”の事。
門前町の商店街で、日頃使っている”湧き水”を、店先に引いて”水基”として整備して”参拝客”に使ってもらうようにしたところ、商店街の再生に成功したようです。
門前町には14基の”水基”があります。
いくつかご紹介。
”水基”にはそれぞれ名前が付けられていて、銀行の金庫室の下から湧きでるから”金脈の泉” 酒屋さんは”酒杜の泉” お菓子屋さんは”菓恋水”等々・・・
残念な事に、地震の影響で枯れてしまった”水基”もあるそうですが、以前よりも水量が増した”水基”もあるとか!
”不老長寿”の霊泉!
商店街の左と右では、硬水と軟水に分かれていて、それぞれ味も微妙に違うらしいので、是非!
飲み比べてみては!
だんだん・・・
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