全国的に生息しているのは”アシマダラブユ”で”アオキツメトゲブユ”や”キアシオオブユ”なども、北海道から九州にかけてほぼ全国に分布し、62種類存在していると言われる。
体長3~5mm程度の”少し丸みのある小型のハエ”の感があり、成虫のブヨの体色は黒色や灰黒色に黄色毛で覆われている種が多い。透明な二枚の翅を持ち、音を立てずに飛び回るため近づいてきても気づかないことが多い。
人間を含む”哺乳類”から吸血する”衛生害虫”で、”蚊”や”アブ”と同じく”メス”だけが吸血するが、皮膚を”刺す”のではなく”咬み切る”事により出てきた血を”エサ”とする。
その際に唾液腺から”毒素”を注入するため、中心に赤い”出血点”や流血、水ぶくれが現れ、吸血直後はそれ程”痒み”は感じなくても・・・
翌日以降に(個人差有り)患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり、激しい痒みや疼痛・発熱の症状が1~2週間程現れる(ブユ刺咬症、ブユ刺症)
体質や咬まれた部位により腫れが1ヵ月以上ひかないこともままあり、慢性痒疹の状態になってしまうと完治まで数年に及ぶことすらある。多く吸血されるなどした場合はリンパ管炎やリンパ節炎を併発したり呼吸困難などで重篤状態に陥ることもある(アナフィラキシーショック)
主に3~10月(6月~9月が最盛)にかけて活動し、多くは夏場の気温の低い朝・夕方に活発になる。
幼虫は川や渓流等の”水場”に生息するが、水質が良くないと生きれないため、都市部ではあまり見られず、綺麗な渓流沿いに多く生息している。
これからの時期・・・
”キャンプ場”や”渓流釣り”等の”アウトドア”を楽しまれる際は、充分にご注意して頂きたい!
”とくし丸”の良い所は、外仕事で環境の良い場所に出向ける事。
それを思い”東京”から”愛媛”にまで来た訳ですが・・・
そんな事を言っても”都会暮らし”の”もやしっ子”
”虫”と言うものが苦手です!
今まで色々な虫たちに、出会ってきましたが・・・
”テントウ虫”や・・・(vol.128 春よ来い 参照)
”トンボ”(オニヤンマ)等はいいのですが・・・(vol.152 むし対策 参照)
”カマキリ”はちょっと怖い・・・
”カエル”も・・・(虫か?)少し気持ちが悪い・・・(vol.156 珍客 参照)
しかし、今のこの時期は!
小さい”蚊”みたいのが、うじゃうじゃ飛び回ってるし・・・(画像で分かるかなぁ?)
こんな奴らまで・・・
少しすると・・・
”羽アリ“みたいのが、基幹店に大量発生します!
そして何より!
”蚊”が!一番大変で、実害が大きい!(蚊 参照)
その為に”ウナ”と”虫刺されスプレー”は無くてはならない存在です!
【第2類医薬品】新ウナコーワ クール(55mL)【ウナコーワ】
【第2類医薬品】ムシペールPS 30(200mL)【ムヒ】
そんなある日の事・・・
とくし丸史上 ”最強の敵”! が現れたのです!
6月21日(金)
さほど気温も上がらず”虫よけスプレー”も、午前中にかけただけで、販売を続けた夕方の話。
最後のお宅の販売を終えて、車に乗った直後。
チクッと腕がしたので、見てみると・・・
5㎜位の、コバエみたいな・・・小さいカメムシみたいな・・・
丸みのある黒っぽい虫が、腕に・・・(羽は透明で、あるのか無いのか?)
なんだお前は?
と、指ではじいて払いました。
その後・・・
痒くもなんともなかったので・・・何もなかったように過ごし・・・
6月22日(土)
翌朝仕事に行き・・・
ちょっと痒いなぁ~、と思いながら”ムヒ”を塗ってましたが・・・
昼頃から・・・更に痒くなり・・・
手が膨れてきたのです!
赤くなっている腕を見てお客さんが・・・
「あんた、よ~”日焼け”してるなぁ」
と言ってくれましたが・・・
”日焼け”ではなく、虫刺されです!
赤く腫れて、パンパンです!
家に帰ってみると・・・
なんと1.5倍!
いや!2倍近く、腫れてるがな~!
腕の付け根から、手の甲まで!
痒いし熱いし・・・何となく痛い!
あんな小さな虫けらに、こんなにさせられるとは!
ネットで検索し・・・
もしかしたら”ハチ”?”マダニ”?
どうやら、あの時刺した、あの小さな虫の正体は・・・
”ブヨ”!(”ブユ”!”ブト”!)
(これは・・・”ぷよぷよ”・・・)
こんな虫けらに!こんなにさせられたのか!
ネットで対処法を探し・・・
保冷剤をタオルで巻いて、冷やしたり・・・
41℃位のお湯で、腕を流したり・・・(非常な痒みが、薄れます)
ここは・・・初めての試み!
以前ご紹介した”dヘルスケアパック”のサービス内で使える
”ファーストコール”(vol.238 いきなり!ステーキ 松山小栗店 参照)にトライ!
まずは、チャットで相談。
状況と腕の画像を送信!
5分もしないうちに返事が!(は、は、早い!)
「適切な”ステロイド剤”の外用と ”抗生剤”の内服が必要です」
との事!
ありがとうございました!
6月23日(日)
刺された所は”蚊”に刺されたように、ぽちっとなっていて、体液が出てきます。
その裏の、ひじの上辺りには、水膨れが広がっています。
腫れもどんどん増していくような気が・・・
これじゃ・・・
”寄生獣”の”ミギー”
もしくは・・・
”アームズ”(内容は忘れましたが・・・)
右腕だけ”何者か”に乗っ取られている感じです!
ご飯食べるのも・・・こんな感じ・・・
(バナナを食べれない赤ちゃん YouTube動画)
箸を持つのは出来るのですが・・・
腫れた腕に邪魔されて、口元に運ぶのが大変でした・・・
”ファーストコール”の先生に言われた通り”皮膚科”を探しましたが・・・
日曜日もやっている所は・・・
美容系の”皮膚科”ばかりで”お洒落”な所ばかり・・・
ここでも治療はしてくれるんでしょうが・・・
恥ずかしすぎる!
”お洒落皮膚科”じゃ、嫌だ~
おじいさん先生とかがやっている、普通の所がいい~
元々病院嫌いなので、ここは2~3日、様子を見る事に・・・
その代わりに・・・
【第(2)類医薬品】液体ムヒアルファEX(セルフメディケーション税制対象)(35mL)【ムヒ】
”ムヒアルファEX”
炎症によく効く”アンテドラッグ型抗炎症成分”
素早く痒みを抑える成分”ジフェンヒドラミン塩酸”
特に”PVA”と言う、効果の高い”ステロイド剤”が入っていて、効果が高いそうな。
ネット等を見ても、これが一番効く噂です!
こいつを塗りまくり、痒みも我慢しつつ・・・
6月24日(月)
水膨れが、どんどん大きくなっていきます!
”ムヒアルファEX”を塗りまくり、痒みは少しずつ、薄れてきたようです。
6月26日(水)
ついに・・・
忙しく助手席の物を取ろうとした時に・・・
ハンドルに肘が引っ掛かり・・・
ビッシャー
破れてしまいました・・・
しかし、この日位からは、腫れの症状も収まり、痒みも落ち着いてきます。
そして・・・
6月30日(日)
水膨れの成れの果てが、かさぶたとして残るのみ・・・
生まれて史上、最大最悪の”虫刺され”事件は、幕を閉じたのです。
それでは、虫に刺された事件現場から中継です。
spaickさ~ん、spaickさ~ん
は~い、こちら”虫刺され事件”の起きた、現場に来ております。
小さな小川も流れており、閑静で自然豊かな田園が広がる場所となっております。
被害にあわれた方は、当時を振り返って、我々の取材に、こう語っています。
「3年間、ここに来ているが・・・今までこんなことは一度もなかった。
普段と変わらない、暑さも一段落した夕方で、まさかこんなことになるとは・・・
最初は、小さな虫に刺された・・・位に思っていても、生まれてこの方、初めて遭遇する”腫れ””痒み”に、右腕の指先から、肩の辺りまで広がり大変だった」
と、当時の状況を、沈痛な面持ちで語っておられました・・・
”ブヨ”!
環境の良い、綺麗な川の流れている所に生息し・・・
”蚊”と同じく、汗をかいていたり、黒っぽい服を着ていたりすると、よく寄って来るようです!
皆様も充分お気を付けください。
現場からでした。
だんだん!
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