イングランド中部のラグビー(地名)にあるラグビー高校を発祥地とする、フットボールの一種。
1980年代・・・
テレビドラマ業界では”大映ドラマ”全盛の時代。
その中で”熱血”物の金字塔的ドラマが放映される。
「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」(全26話)
1984年10月~1985年4月 TBS系列 土曜21:00 最高視聴率 21.8%
原作 馬場信浩「落ちこぼれ軍団の奇跡」
脚本 長野洋 大原清秀 監督 山口和彦 江崎実生
主題歌 麻倉未稀「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」
プロデューサー 春日千春 荒川洋 野村清 制作 大映テレビ TBS
キャスト 山下真司 岡田奈々 松村雄基 岩崎良美 宮田恭男 伊藤かずえ
「この物語は・・・
ある学園の荒廃に闘いを挑んだ、熱血教師たちの記録である。高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた軌跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余すところなくドラマ化したものである」
”芥川隆行”のナレーションで始まるこのドラマは、高視聴率を上げて、ラグビーブームを巻き起こした。
このドラマは、実話を元にしている事は、よく知られる所だが・・・
主人公の泣き虫先生、”滝沢賢治”は
”山口良治”
長年にわたり日本代表のフランカー、名キッカーとして活躍。1967年に日本代表チーム入り。
1975年から伏見工業高校ラグビー部監督、1998年、総監督に就任。
伏見ラグビー部監督就任当時、花園高等学校に0-112で大敗したチームを、1981年には55-0で同高校を破り、高校ラグビー日本一へと導く。
プロデューサーの大映テレビ”春日千春”が ”山口良治”の講演会をテレビで見たのがきっかけで、ドラマ化が決まったと言われる。
”松村雄基”が演じた川浜一の悪”大木大助”のモデルは・・・
”山本清吾”と言う方。
中学時代にはすでに”弥栄の清悟”と名を轟かせ、恐れられた不良であったが、伏見高校ラグビー部に入学すると、持ち前のラグビーセンスが開花して、高校2年生の時には高校生だけの”ラグビージャパンチーム”にも選出された逸材。
”スクール☆ウォーズ ”ドラマ内での、バスで滝沢よりおにぎりを貰うシーンは、実話である。
”山口良治”の教えに従い、現在は”奈良朱雀高”で教鞭をとる傍ら、同校のラグビー部監督を務めている。
”イソップ”も実在のモデルがいる。
原作にもしっかりと名前が書いてあるが、その名は”奥井浩”
小人症でもともと体が小さかったが、努力家でとても頑張っていたらしい。
あだ名は”イソップ”ではなく・・・
小さな巨人という異名を取った、フランス代表の”ジャック・フールー”から取って”フーロー”と付いていた。
最後に・・・
後半に活躍した”四方堂亘”が熱演した”平山誠”
ドラマの中では川浜高校が全国初制覇した時のキャプテン。
ドラマ内では、それまでの登場人物に押され、存在感が薄いが・・・
このモデルこそ”ミスターラグビーとして有名な””平尾誠二”その人である。
花園優勝、大学選手権3連覇、日本選手権7連覇の偉業を次々と成し遂げる。
その一方、当時史上最年少19歳4カ月で日本代表(ジャパン)に選出。1989年にはキャプテンとして強豪スコットランド代表を撃破し、1991年のワールドカップ初勝利にも貢献。ワールドカップ3大会連続出場を果たす。
1999年大会では代表監督を務めるなど、日本ラグビー界を長きにわたってリードしてきた、日本ラグビー界を代表する人物である。
今回の”ラグビーワールドカップ2019”の日本開催も、彼が牽引・礎になった事は確かである。
しかし・・・
平尾は2016年10月20日に”胆管細胞がん”で、53歳という若さで亡くなる。
師である”山口良治”は、当時泣きながらこう語ったと言う。
「親よりも早く逝くな!そんなことを教えてやれなかった、私のミス・・・」
奇しくも、今年の10月20日は・・・
”ワールドカップラグビー2019” 日本✖南アフリカ戦
ベスト4への攻防のあった日は、平尾の命日。
彼の遺志を継ぐ教え子たちが ”ミスターラグビー”への追悼の意味を込めて戦った。
悔しくも”南アフリカ”には勝てなかったが・・・
”泣き虫先生”から”ミスターラグビー”へ伝わった未来が・・・
次の未来へ伝わったのは、間違いない!
今昔物語・・・ドラマ編か・・・すべてみな懐かしい・・・
CS”ファミリー劇場”で”ほぼ”一挙放送中!(10月~12月)
すべてみな懐かしい・・・
最新版の”2199”と”2202”のも一挙放送してますが・・・
映像やスケールは壮大でダイナミック、スピード感溢れているのはいいのですが・・・
やはり素朴に、昔のヤマトの方が良かった!
しかし、一挙放送で12時間越えで見るのは・・・
腰は痛いは・・・目は疲れるは・・・
しかし、それでも見てしまう!
なにせ、初めて映画を見に行って泣いた映画ですので・・・
と言う事で始まりました、今昔物語ですが・・・
なんと!
”小春日和本舗”リサーチによると・・・
”今昔物語”は2018年8月19日(vol.218 今昔物語「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」編)以来・・・
”ドラマ編”は2018年5月3日(vol.208 今昔物語2018年冬ドラ編)以来・・・
実に1年半もの間のお久しぶりです・・・
と、改めまして!
久々の”今昔物語”!
今回は”番外編”です!
自分の高校時代は・・・
”スクール☆ウォーズ ”全盛!
”前説”で書いてますので、ここはスルーしたい所ですが・・・
自分の一押しは!
”小沢仁志”さん扮する、番長”水原亮”
こんな高校生いるはずない!
と思う人もいるかもしれませんが・・・
その当時、実際にこんな人達が、ウヨウヨいました。
その番長と泣き虫先生滝沢が、卒業式の日に河原で決闘をして、その後・・・
滝沢の部屋で話し合うシーン。
「おれ、ラグビーやりたかったなぁ・・・先生よぉ、いつか俺も出来るのかな?」
このシーンが、自分の中では、一番好きです!(すみません・・・ネタバレです・・・)
自分の”卒業アルバム”を紐解くと・・・(1986年)
ラグビー部が凄い事に!
部員が33人、マネージャー8人・・・
数年前は、マネージャー無しの部員8人程でした・・・
「One for all, All for one」
みんな、そんな時代でした。
4年前は”五郎丸ブーム”もありましたが・・・
今では「ONE TEAM」(きっと”流行語大賞”になるはず!)
やはり今回は、ブームがブームで無くなった感があります!
「ラグビーワールドカップ2019」
期間 9月20日~11月2日
視聴率 日本✖ロシア戦 (日本テレビ系)18.3%
日本✖アイルランド戦(NHK) 22.5%
日本✖サモア戦 (日本テレビ系)32.8%
日本✖スコットランド戦(日本テレビ系)39.2%
日本✖南ア戦 (NHK) 41.6%(瞬間最高53.7%)
4年に一度の、しかも日本開催!
惜しくも日本はベスト8でしたが、快挙の域を超えました!
優勝は”南アフリカ”!
その中でも注目選手は!
名キッカー”ハンドレ・ポラード”
キックの瞬間の緊張感が、忘れられません。
が!
この人に、全て持って行かれたでしょう。
”ファフ・デクラーク”!
2018年には、ワールドラグビー年間最優秀選手賞の候補にもノミネート。
今回のワールドシリーズでも、日本を破った試合で、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出された、名プレイヤーです(プレゼンターにはX JAPANのYOSHIKI )
とにかくこの人は、凄い!
日本を破ったのは、この人と言っても過言ではありません。
とにかくどこにでも顔を出す。
スクラムハーフのポジションが故ではあるものの・・・
スクラムから出たボールを、自分で蹴って・・・
自分で取りに行って、タックルする!
とにかくいろいろな場面で、チョロチョロプレーに参加して、露出度が上がります。
しかも!
プレー以外の所では・・・
「金髪のチビが(失礼しました)またなんかやってるよ」
熱くなって、敵チームともめているところも度々・・・
小さいながらも(それでも172㎝)向かうところ敵なし!
日本戦と同じように、南アフリカ戦が毎回楽しみでした。
ありがとう!”デクラーク”!
さて、優勝祝賀会の南アロッカールームでは・・・
愛すべき暴れん坊”デクラーク”忘れられません!
さて、頑張った日本は!
ベスト8!
快進撃でした!
これだけ個性あふれる”ラガーマン”達が、よく集まった物だ!
このメンバーで、もっともっと見ていたかった!
その中でも、一番気になった人物は!
”福岡 堅樹”
所属は”パナソニック ワイルドナイツ”の27歳
ポジションはWTB(ウィング)フェラーリの異名を持つ、50m5秒台で走る俊足の持ち主。
今回の”ワールドカップ”では、2戦目のアイルランド戦以降の4試合に出場して、通算4トライを決めたポイントゲッター。
しかしながら、今回でラグビーは引退・・・
来年の”東京オリンピック”で ”7人ラグビー”(通称セブンズ)にチャレンジして、医者を目指す!
”7人制ラグビー”とは・・・
通常ラグビーと同じグラウンドで、1チーム7人の選手で行い、前後半7分で戦う、ラグビーらしいです。
人数が半分以下なので、よりスピード感・俊敏性が要求されるので、よりハードですね。
ちなみに、前回の”リオデジャネイロオリンピック”で、福岡選手は日本代表に選ばれて、惜しくも4位となり、メダルを逃してます。
ワールドカップで”ダブル・フェラーリ”と言われた”松島幸太朗”も、五輪挑戦を表明しているので、来年も楽しみです!
さて、医者を目指す”福岡”選手。
「ラグビーが無くて、医者だけだったら、自分の夢とは言えない。
逆に、ラグビーだけで完結してしまったら、それも自分の夢とは言えない。
医師もだから、夢。
両方やりきることが、自分の夢」
かっこいい~、なんてかっこいいんだ!
男ながらに、惚れ惚れします!
文武両道で、ラグビーと医学と、才能を兼ね備えていますが・・・
ピアノも3歳の時から習っていて、得意分野の一つ。
愛猫の”るーくん”と一緒に戯れるのも、生活の一部とか。
出来る人間は、何でも出来る。
天は二物を与えるんだな~
本当に尊敬します!
きっと、数年後には”熱意あるお医者さん”に、なってることでしょう!
”とくし丸”と”ブログ”
これだけでも、二足のワラジが履けてない自分に、喝を入れなければ!
本当は、自分をラグビー”にわかファン”にさせた立役者の紹介をしたい所ですが・・・
今回はこれまで!
次回は、正式に”夏ドラ編”です(もう冬になろうとしてますが・・・)
だんだん!
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