vol.191 お正月

 お正月・・・一年の初め、各暦の年初の事である。  文化的には旧年が無事に終わった事と新年を祝う行事で、その年の豊穣を司る”歳神様”をお迎えする行事である。  古代エジプトでは”秋分” ユダヤ・バビロニアでは”春分” 前5世紀までのギリシアでは”冬至”が一年の変り目とされていた。  期間的には、本来”正月”とは”1月”の事を表しているので、31日までの事を言うが、巷では”正月三が日”と言う…

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vol.175 宇和島フェリーえひめ

 宇和島フェリーえひめ・・・四国は愛媛県の”八幡浜港”から、九州は大分県の”別府港”までを結ぶ、宇和島運輸から就航するフェリー。  総トン数2,486トン  全長116.5m 幅16.0m 高さ5.7m  航海速力 約20.2ノット  旅客定員 610名  積載能力 乗用車換算150台  就航日 2001年7月12日  前回の"くるりん"の続きで"えひめ国体"を書こうと思い…

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vol.174 大観覧車”くるりん”

 大観覧車”くるりん”・・・松山の中心地”湊町”にある”いよてつ髙島屋”の屋上にある大観覧車。  2001年、全身の”そごう”が”伊予鉄百貨店”に代わるタイミングで完成した。  輪の直径は45m。地上からは85m。  4人乗りの32台あるゴンドラが、1周約15分で回転する。  全ゴンドラ内は、冷暖房完備及び車いす対応と、全ゴンドラに設備が整っている。  地上85mもの高さまで上がるので…

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vol.168 大山祇神社

 大山祇(おおやまづみ)神社・・・”日本総鎮守”と呼ばれ”伊弉諾尊”と”伊弉冉尊”の間の子で”天照大神”の兄である”大山積神”を祭神としている。  今治市沖の”大三島”と言う小さな島にありながら、全国に一万社余りある”山祇神社”や”三島神社”の総本社である。  境内中央には樹齢約2,600年の神木である大楠が鎮座しており、神社内の楠群は日本最古の原始林社叢の楠群として、昭和26年に国の”天然…

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vol.166 亀老山展望公園

 亀老山展望公園・・・”しまなみ海道”四国側から”来島海峡大橋”を超えた”大島”にある。  標高307.8mの亀老山にある展望公園で、瀬戸内海国立公園に指定されている。  パノラマ展望台からは、世界初三連吊橋”来島海峡大橋”と日本三大急潮のひとつ”来島海峡”の潮流、晴れた日には四国山脈の中に連なる西日本最高峰”石鎚山”を眺める事もできる。  来島海峡大橋のライトアップや今治市の夜景もきれい…

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vol.165 松山まつり

 松山まつり・・・徳島県の”阿波踊り” 高知県の”よさこい祭り” 愛媛県新居浜市の”新居浜太鼓祭り”に続き、昭和41年から行われる、四国四大祭りのひとつ(第6回までは”松山おどり”の名称)  毎年8月11日から13日の3日間、開催される。  各団体が”連”としてチームを組み参加する”野球拳おどり”と”野球サンバ”で真夏の松山城下を賑わしている。  ところでこの”野球拳”だが、実は愛媛県…

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vol.158 いきものふれあい学校

 いきものふれあい学校・・・動物園よりも気軽に、約30種類の動物達と触合える貴重体験スポット。  季節毎に新しい生き物が仲間入りしたり、生き物の成長も観察できる。  日常体感できないような深海生物や陸上生物など様々な生き物を、見るだけでなく触って五感で遊学できる学校。  広島に続き出店した2号店。  愛媛県松山市朝生田町5-1-25ジョープラ3F  TEL 089-933-0051 …

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vol.147 だんだん

 だんだん・・・西日本を中心に”ありがとう”を表す方言。  現在では日常で用いられることはないが、昭和20年代以前生まれであれば、多くの人が聞いたことのある方言である。  横須賀のソウルフードとして ”のりだんだん” なるお弁当がある。  いわゆるのり弁だが、ご飯の上と真ん中に海苔が敷かれていて、海苔とご飯の間には、醤油をぬりおかかも敷き詰める。  し…

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vol.138 こいのぼり

 こいのぼり・・・日本の風習で江戸時代に、徳川幕府の将軍家から始まった。  跡取りである男児はとても重要視され、出生すると”のぼり”を立てて祝ったと言う。  その後武家で広まり、いつしか庶民まで。  (武家に負けてたまるか)と庶民が、中国の”鯉の滝登り”になぞって、健やかな成長と立身出世を願い、のぼりに鯉を書き始めたのが発祥とされる。  ”こいのぼり”の色は、真鯉(父親)が黒・緋鯉(母親…

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vol.136 坂の上の雲ミュージアム

 坂の上の雲ミュージアム・・・愛媛県松山市にある博物館。  2007年(平成19年)4月28日に市内中心部の松山城を頂く城山の南裾に開館し、総工費は約30億円。  松山全体を屋根のない博物館とする”坂の上の雲フィールドミュージアム構想”の中核施設として、司馬遼太郎の小説”坂の上の雲”を軸とした街づくりの中心を担う施設である。  地下1階、地上4階建てのミュージアムは、建築家・安藤忠雄による…

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