夏越大祓式

 夏越大祓式・・・旧暦の6月末に行われ、半年分の罪・ケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と厄除けを祈願する式。由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡る。  厄落としの方法として「茅の輪くぐり」「大祓人形」がある。  茅の輪くぐりは、神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を、8の字を書くように3度くぐり抜けることで、病気や災いを免れることができるとされている。…

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椿神社

 椿神社・・・正式名、伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)神社。二千余年の古くより鎮座され、「椿神社」「お椿さん」とも慕われ、縁起開運・商売繁昌の神様である。  御祭神は、伊豫豆比古命(男神・いよずひこのみこと)伊豫豆比売命(女神・いよずひめのみこと)伊与主命(男神・いよぬしのみこと)愛比売命(女神・えひめのみこと)  愛比売命は愛媛県の名前の由来にもなっている。  東京台東区の「今…

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vol.15 お国柄

 お国柄・・・その国または地方の成り立ち、風俗風習文化などの特色、特有の持ち味のこと。  現在の日本では、江戸時代の鎖国体制や諸藩制度が長期間確立されていたため、他と極端に交わることがなかった分、その国(地方)特有の文化・方言・人柄が色濃く残っている。  『沈没船ジョーク』なるものがある。  沈没船から命からがら救命ボートに乗ったが、定員オーバーで男の人たちに降りてもらう事にした。 …

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vol.13 東九フェリー”びざん” with pet

 フェリー・・・旅客や貨物を鉄道車両や自動車ごと運搬出来るようにした、貨客船のこと。  ただし本来の意味は「渡し舟」「渡し場」であり、自動車も運ぶものを「カーフェリー」トラックなどを運ぶものを「ローパックスフェリー」と正式には言う。  世界最大のフェリーは、ノルウェー船籍の「カラーファンタジー」オスロ~キール航路を就航。  総重量75,027t 全長223.9m 乗客は2750人、普通自動…

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vol.9 伊勢神社

 伊勢神宮・・・三重県伊勢市にある神社。皇室の御祖先の神と仰ぎ”天照大御神”(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮と、衣食住を始め産業の守り神である”豊受大御神”(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮を始め、14所の別宮43所の摂社24所の末社42所の所管社、これら125の宮社を有する。  神職が約100人、その他職員約500人が携わっている。  古代では皇室の氏神として天皇以外の奉幣は…

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vol.8 強行軍

 強行軍・・・目的に早く着くための、厳しい行軍。時間的に無理な計画で、物事を行うこと。  軍事の場合、情況によって日々の行程を増大して行軍を実施する必要のあるときは強行軍を実施する。 この場合は、行軍のスピードを速くするのではなく、行軍間の休日を廃し、あるいは休宿時間を減少し、要すれば昼夜兼行で行軍を継続することを言う。  ”強行軍”の名手と言えば、ナポレオンが有名。  ただその手法は…

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vol.6 愛媛

 愛媛・・・四国地方北西の瀬戸内海に面した県。県庁は松山市。  東西は155.99kmにわたり、東予・中予・南予と3分される。気候柄、柑橘系が多く栽培され、いよかん・キウイフルーツは全国生産量1位、みかんは2位となっている。  漁業では、真珠やはまち(ぶり)の養殖が盛んで、鯛の養殖は全国1位。製造業でも、繊維・パルプがさかんで、道後温泉や松山城など観光業にも力を入れている。  愛媛のいわれ…

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vol.5 四国

 四国・・・徳島・香川・愛媛・高知の四つの県からなる、日本列島を構成する主要四島のうちの一つ。小豆島など付随する島を含め四国地方と言う。  太平洋・瀬戸内海に囲まれた温暖な気候で、それを利用して土佐のかつお等の漁業、または小豆島のオリーブや愛媛県のミカンなどの栽培が盛んである。  瀬戸内海側では工業も盛んで、徳島市と西条市は指定産業都市でもある。  空海が拓いた四国八十八か所・讃岐うどん・…

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